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2002/4/5
そぼくな質問 ピアノが嫌いになりそうです。 2002年版へ
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コラム どうしてそぼQさんなの?
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≪そぼくな質問≫
質問:
グランドピアノを購入して2年半たちました。
私のピアノはすごく弾きにくいし、音も好きになれません。
先生のピアノと比べて鍵盤がすごく重いし、音色にツヤもありません。

先生に尋ねると、「調律師を変えてみたら? その気があるなら、私の調律師さんを紹介するけど」とアドヴァイスをもらいました。
現在の調律の人に聞いたら「ピッチは狂っていない。鍵盤が重いのは、あなたの練習量が少ないからだ」と言われるだけです。
“はずれ”のピアノなのかな? 練習は毎日3時間していますが、ピアノが嫌いになりそうです。


回答者:そぼQさん
おいおい、こんな事でピアノを嫌いにならんでくれよ。
必ず、気に入った音が鳴るようになるからな。
ピアノを調律する人(調律師)といっても、いろんなタイプがあるもんでナ、

(1) ピッチを合わせる等の、一般的な調律だけするタイプ
(2) 一般的な調律をして、依頼があれば、別料金でアクション系の調整をしてくれるタイプ
(3) 一般的な調律をして、その上、アクション系の調整もあわせて全部してくれるタイプ

(3)のタイプの人は、音色の艶・輝き・微妙な奥行きetc.を 客の好みに合わせる事の出来る人が多いんじゃ。
ピアノの音に「こだわり」を持っとる人…と言うた方が判りやすいかな。
どのタイプが良いかは、あんたの価値観で判断することじゃな。
料金で選ぶか、または音色・弾きごこちの方を選ぶかを…

今のあんたの調律師さんは、たぶん(1)のタイプじゃのぉ。
確かにピッチは合っていても、和音を弾いた時の響きなんかが機械的なんじゃと思う。
じゃが(注:しかし)、この音色の違いがわかるあんたの耳は素晴らしい。
感動もんじゃ! あんた、上手くなるでぇ。


バッハを弾くにはバッハらしい、ベートーヴェンを弾くにはベートーヴェンらしい、ショパンを弾くには… ゲホッ!
ああしんど(注:苦しい)
とにかく 曲におおた(注:合った) 又、弾き手におおた音色を作れる調律師さんを選ぶことが大切じゃと、そぼQは思うとる。

ああ、そうそう。
鍵盤が重いのは、アクション系をチョットいじればすぐ直るから心配せんでエエ。
“はずれ”のピアノなんかじゃ ねえ(注:ない)からな。
試しに調律師を変えてみな。 そのうち、あんたにピッタリの人とめぐり合えると思うでな。
調律師を選ぶのは、結婚相手を選ぶのと似てるんチャウカ?



≪コラム≫   [どうしてそぼQさんなの?]

ところで、そぼQさん
「管理人」で、しかも大人であるはずの人が自分のことを「そぼQさん」と「さん」付けで名乗るのはどう考えてもオカシイ!
と投書があったそうですが…

はっ!はっ!はっ! これは手厳しいご意見じゃな。マイッタ、マイッタ。
最初に自己紹介をせんかった(注:しなかった)のが悪かったわイ。

[名字:SUN(さん)  名前:SOBQUE(そぼQ)]

日本風にいえば、さん・そぼQ (SUN・SOBQUE)
外国風にいえば、そぼQ・さん (SOBQUE・SUN)
フル・ネームで丁寧に書いた…とまあ、こういうこっちゃ。

性別:♂♀  年齢:不詳  国籍:不明
えらい訳わからんキャラじゃが、その方がミステリアスでおもしろかろう?
音楽に関係ない事でもええ(注:良い)から、何でも聞いてな。(そぼQ)