7 そぼQ そぼくな質問 エレクトーン5級の勉強をしています。 2003年3月5日 2003年版へ戻る
そぼQ コラム “あざみ”という名前がついた訳
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問:先生を変えようか? さん
エレクトーン5級の勉強をしています。
レッスンは『時間がかかりすぎるから…』という理由で、初めのうちは1曲を最後まで弾かせてくれません。
私は完璧主義だから、1回に全部通して弾いていきます。
初めのうちは、音やリズムのチェックで時間がかかるのは当たり前ではないのですか?
ちなみに、10ケ月くらいで1曲を仕上げています。


回答者:そぼQさん
ほぉ〜、完璧主義なんか? 大した自信なんじゃなぁ。
コンクールでもね〜のに、5級程度の曲を10ケ月もかけて仕上げるとは……
指導しとる先生は、よっぽど気の長い人なんじゃろうと思うでぇ。

5級程度の曲は、課題曲でも自由曲でも 4分位までのモンが多い。
『時間がかかりすぎるから…』という意味は、
全部一度に1曲分のチェックを入れると、あんたの今のレベルでは マスターするのが大変じゃろう…ということ。
♪少しずつの方が確実に力がつく♪ という意味を込めた、親心じゃ。

多分、何回も止まりながら 同じ場所の弾き直しが多いんじゃと思う。
4分位の曲を最後まで弾くのに、10分以上かけとったん ちゃうか? 
3ケ月も4ケ月も同じことの繰り返しで チンタラ弾かれたら、正直 眠とうなるもんなぁ。

他人様から完璧主義者と思われとる人に限り、リズムや音のミスはほとんど無い。
そういう人には、初回のレッスンで 曲想やタッチの細かい指導が出来る。
それだけ弾きこみ、勉強しとるということじゃ。
あんたの完璧主義は、なんか怪しいでぇ。

結論として一言。 今の先生は、決して悪い先生じゃあね〜と思うよ。
帳尻を合わせるだけの先生に比べりゃぁ、よっぽど丁寧というもんじゃ。
黙って付き合うてくれとるんじゃから、感謝せにゃ〜いけん。



≪そぼQコラム≫   [“あざみ”という名前がついた訳]

何故「あざみノ会」という名をつけたのですか? とよく聞かれる。
『単に“あざみ”が好きだった。“あざみ”は綺麗で棘があるから』と、主宰者はいつも答えとる。
この短い言葉の中に どんなドラマが込められているか、分からんじゃろうのぉ。

“あざみ”は英語で書くと、 “THISTLE”。 メールのアドレスになっとるじゃろぉ。
「あざみノ会」の“あざみ”は “PLUMED THISTLE”。 直訳すると、“鬼あざみ”じゃ。

綺麗なだけではない 野生の“鬼あざみ”が、「あざみノ会」のことじゃ。
踏まれても蹴られても、いつの間にか復活しておる。
深い古代紫の花・トガッタ葉っぱ……が、全てを物語っておる。
花屋さんに飾られてある過保護な“あざみ”とは、チト違うというもんじゃ。

もう春じゃなぁ。(…と思うとったら、今日は又 寒うなった。)
山野に“鬼あざみ”が咲き誇るときが、近いうちにやって来る。楽しみじゃ。

何年か前のコンサートで、“A PLUMED THISTLE” というオリジナル曲を発表した。
もう一度聞きたい……とのリクエストもあるが、よっぽどの事がネエ限り 演奏してくれそうにない。
一応、主宰者に頼んではみるわ。まあ、無理じゃとは思うけど……。