≪そぼQコラム≫ [日本の若者も、捨てたモンじゃねぇ!]
『あざみノ会』の先生の、怖くて嬉しかった話を紹介しようか。
4日前のできごとじゃ。
朝8時30分頃、車で出かけた時の話。
ウィンカーを出し右折しかけた時、交差点のど真ん中で、スコッと止まってしまったそうな。
電気系統が全く作動せず、立ち往生。
朝のラッシュにかかっておったので、忙しいのじゃろう、誰も見向きもしてくれん。
近くに警察署があるので、110番をしようと思ったらしい。
たまたま車で通りかかった若者(男性)2人が、“どうしたん?”と声をかけてくれた。
重〜い車を2人が押して、飲食店の駐車場まで移動してくれた。
「正に、地獄に仏とお釈迦様が現れたようじゃった。」と言うとったで。
お礼をしたいから…と相手の名前を聞いたが、“そんなんエエよ。”と立ち去ったらしい。
“そこの現場に来とるから…”という言葉を頼りに、翌日・翌々日 2人を捜したが見つからんかったそうじゃ。
車検はこの間すんだばかりじゃし、しょっちゅう点検はしとる車じゃったという。
車屋さんがすぐきてくれて修理も完了したが、原因は不明で、コンピュータの異常じゃったらしい。
もしスピードが出とる時 こねぇな事が起きたら、追突されて事故っとったと思うし、他人様を巻き込んだかも知れん。
後で考えたら、“よくも あれだけですんだもんだ”と先生、震えがきたらしい。
結構な修理代を払うたらしいが、不幸中の幸いじゃったと思うで。ヨカッタ!ヨカッタ!
日本にも こねえに親切で頼もしい若者がおったんかと思うと、ホンマ、そぼQも嬉しゅうなったよ。