8 そぼQ そぼくな質問 いつもレッスン前にツメを切らされます。 2004年3月15日 2004年版へ戻る
そぼQ コラム そぼQ 料理教室(食材:土筆)
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:ゆかさん
ピアノ教室では、いつもレッスン前にツメを切らされます。
「ツメが長いとピアノに傷がつく」が先生の口癖です。
ツメ切りの時間も30分レッスンの時間に含まれ、そのぶんの延長をしないのには納得できません。
30分レッスンの約束なのに、おかしいと思いませんか?

回答者:そぼQさん
こりゃぁ絶対、先生のほうが正しいと思うよ。
ツメが長いと、もちろんピアノも傷つくが、自分の指も傷つく恐れが出てくる。
長いツメのままピアノを弾くと、悪いフォームの弾き方が上手くなってしまうがな。

最近は、習う側の最低限のマナーを知らん人が増えてきた。
レッスンを受ける時には、手を洗いツメを切っておく。
約束の5分前までには、準備をすませて先生を待つ。
レッスン前には『お願いします』、すんだら『ありがとうございました』が、習う者の常識じゃと思う。

“30分レッスンの約束”というのんは、おそらく
“●●時〜●●時30分まで” か、 “◆◆時30分〜▼▼時まで” という時間設定じゃと思う。
『ピアノを弾くときはツメを切ってから…』という教えもレッスンのうちじゃから、先生は時間を延長する必要は全くない。
予約時間が終われば次の人が来る…等、先生にも都合があるんじゃね〜んか?
レッスン時間がもったいないと思うんなら、ツメは切ってから行けばエエことじゃ。
なんでもかんでも生徒の顔色を見てご機嫌をとる先生よりは、よっぽど主体性のある先生じゃと思うよ。

【先生の選び方、ポイント・レッスン】
‥自分が一番上手だと錯覚したい人は‥
◎生徒に何をされても、言われても、全く怒らずニコニコ顔で、どんなにムチャクチャ弾こ〜が、ミスがあろ〜が注意もせず、
 『お上手!お上手!』とほめてくれる先生を捜せ。
 完璧に、自己満足度100%でぇ〜。

‥少しずつでも上手になりたいと思う人は‥
◎しっかり、はっきり、良くないところを指摘してくれて、怒るのではの〜て、心から叱ってくれる先生を捜せ。
 あるとき、自分でビックリするぐらい“上手く”なっとるのに気付くはずじゃ。



≪そぼQ コラム≫     [そぼQ 料理教室(食材:土筆)]

立春がすぎ、3月も半ば。
まだ風は冷たいが、郊外に出ると そこはかとなく春の息吹を感じるこの頃。
川辺やあぜ道には土筆(つくし)が顔をのぞかせておる。
我が家では、土筆が出始めると 毎年いろいろ料理して味わうが、いくつか紹介してみようかな。

土筆の命は顔。(人間の見極めは、顔じゃ〜ねぇが。) 最近では、人間も 心よりは顔・外見で判断されることが多くなった。
若い土筆の顔には緑色の胞子が詰まっており、独特の苦味と風味が逸品。
よく伸びたものは胞子が散ってしまい、味は淡白になる。
いづれも袴をきれいに取り、沸騰した“たっぷりの湯”でさっとゆであげ、水洗いをし、軽くしぼっておく。

(その1) 煮つけ…一番ノーマルな調理法。日本酒の肴にグッド。
      “かつお”の おいしい“だし汁”で京風(関西風)に煮付けたら最高。
(その2) 茶碗蒸し・お汁物(すまし汁)…
       5〜6本入れると品良く、客用にも喜ばれる。基本の“だし”で手抜きをせんように。
(その3) 卵とじ…若向き料理かな。
       フライパンにサラダ油を入れ、よく絞った土筆をさっといため、塩・コショウで味付けをする。
       最後にとき卵をいれて火を止める。隠し味はお好みで…
(その4) つくだ煮…晩酌のあとの仕上げに一番。
       酒・みりん・醤油・砂糖で甘辛く煮付ける。日持ちも良く、温かいご飯で美味しくいただける。
(その5) 砂糖菓子…抹茶や煎茶のお茶受けに最高。
       ちょっと手間と時間がかかるが、作って見ると楽しいもんじゃ。(紙面の都合上、作り方はカット)
       「カリッ」として、何とも言えず美しゅうて、おいしい貴重品なり。
       砂糖が雪のようにキラキラ光り、見た目も爽やか。

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丁寧に ご紹介します。