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そぼQ そぼくな質問
「赤字になるなら、発表会はやめたほうがよい」と先輩からアドバイスを…
2006年10月5日
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そぼQ コラム
秋の味覚
そぼQ インフォメーション
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者：新米先生 さん
9月25日の質問コーナーについてお尋ねします。
近々私も発表会をしなければなりませんが、「赤字になるようなら、発表会はやめたほうがよい」と先輩からアドバイスを受けています。
出演したい人だけで発表会をすると 相当の赤字になると思うのですが、どちらが正しいのでしょうか？
それと、赤字にならない良い方法があったら教えて下さい。
回答者：そぼQさん
これは簡単な質問じゃ。
★営業目的での発表会なら、べんちゃら言うて 一人でも多くの人に出演してもらやぁええことで、毎回恒例のプログラムを作っときゃぁ簡単にできるがな。
できるだけ出費（中身のレベルも）を削減すりゃあ、黒字にはなると思うよ。
★芸術目的での発表会なら、イヤな人に無理に頼んで出演してもろ～たら テンション下がるがな。
「これ以上はレベルを落としたくない・良いものにしたい」と思えば、必ず出費は増えてくる。
持ち出し（赤字）覚悟がないと やっとられんで。
最近のレッスン生さんも、今の時代を反映しておる方が増えてきた。
「高い出演料を払うのに 練習をせんのんじゃから もったいないわ。出んでエエが。」とおっしゃる ご父兄もおられるそうな。
先生連中が こぼしとったわ。
こういう方々を説得するのは相当に困難じゃと思うが、そのエネルギーを他の場所で有効活用したいと思うのは そぼQだけかな？
「折角のチャンス（発表会）だから、この子に自信をつけさせてやりたい。よろしくお願いします。」と言われれば、何とかしてやりたい…と思うのが人情。
どんなに面倒な事でも、何とかしてしまう。
人間じゃから 各々価値観が違うて当たり前じゃと思うし 発表会の規模も違うんじゃから、どっちが悪うて どっちがエエなんて 線引きはできん。
どこで手を打つかは あんたの考え次第じゃと思うが、
「赤字を気にしながら悩むんなら、発表会なんぞは 初めッからせんほうがエエ。」とは、そぼQの個人的な考えです。
≪そぼQ コラム≫
「秋の味覚」
9月30日夜、某TV局の『謎の増殖生物/最強SP』という番組を見た。
①人食い巨大ザメ ②殺人スズメバチ ③超凶暴アリ の3部作。
最近の番組はヤラセが多く、タレント連中の「わぁァ～」「きゃあァ～」と騒ぐ様は 見とぉはないが、
今回は本当の取材番組らしかったので、興味津々。
“殺人スズメバチ”には 襲われてひどい目にお～たんで、これは特に真剣に見た。
自然食の食堂を経営しとる老夫婦と その仲間たちの名人芸、スズメバチ捕獲模様は面白かった。
捕獲後のヤツらを料理して客に出す為 殺虫剤は全く使わず、自分の手と棒と感覚だけで 山の中にある巣を探し出す。
思いも付かないアイデアには爆笑してしまったが、食材確保の為に、まさに命がけの仕事じゃ。
しかし、その後が いただけなかった。
グロテスクな“親蜂のから揚げ”、“幼虫の刺身”と“炒め物”エトセトラ…、これも秋の味覚の一つとか？
客曰く「最高の味」らしいが、そぼQは たとえ100万円やると言われても 絶対に食したくない代物じゃ。
そぼQの 秋の味覚と言えば、一流料亭で頂く会席料理（懐石料理も含む）が一番良い。
東京や京都に知人が多いんで、折に触れて命の洗濯をするが、一つだけ駄目な食材がある。
それは『金目鯛』…キンメダイ科の深海魚で、全身は赤く 目は金色の 美味の高級魚である。
ある日 築地の魚河岸に行き、大きな金目鯛を初めて見た。
瀬戸内海では お目にかかれん真っ赤な魚が金目をむいて、そぼQをにらんでおった。
それ以来 我が家の緋鯉や金魚が目にちらつき、この魚は食べられない。
その他 フランス料理での『エスカルゴ（escargot）』、どねぇに偉そうに言うても“かたつむり”じゃがな。
ホームレスのかたつむり（＝なめくじ）を思い出すんで、これも駄目。
まあ イヤな物を無理して食べんでも、秋の味覚は地元にもよ～けあるし、岡山県は果物の宝庫。
古来からの『山海の珍味』を食べて元気もりもり、ファイト～！ファイト～！と頑張るべぇ。