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5	そぼQ　そぼくな質問	卒業後も使うとしたら20万円くらいの電子ピアノで充分でしょうか？	2006年2月15日	2006年版へ戻る
	そぼQ　コラム	おかしな・はなし　パート3
	そぼQ　インフォメーション	♪

≪そぼQ　そぼくな質問≫
質問者：タケダさん
4月に高3になる娘を、地元の短大ピアノ科に行かせたいと思っています。
今まではキーボードでしたので、これを機会にピアノ（予算20万円くらい）を買いたいと思っています。
楽器店に相談したら、ピアノ科でも電子ピアノで充分だし調律もいらないから安く上がると言われました。
普通のピアノも電子ピアノもタッチは同じと聞きましたが、本当ですか？
親としてはできるだけ安くて良い物を希望していますが、卒業後も使うとしたら20万円くらいの電子ピアノで充分でしょうか。
アドバイスよろしくお願いします。

回答者：そぼQさん
タケダさんのメールを拝見して、大変ビックリしました。
大学ピアノ科に行くつもりの人に、電子ピアノをすすめる楽器店があるんですなぁ。

電子ピアノは安価なので、『ピアノを始めようとする人・趣味で楽しむ人』には手軽な楽器です。
お仕事をしている人で夜しか弾けない人にとっては、ヘッドホンで弾けるので、力強～い味方になるのも事実です。
最近の電子ピアノは性能はよくなっているとは聞きますが、所詮は『なんちゃってピアノ』ですよ。
（電子ピアノは “ピアノの仲間”なのかどうかをたまに議論しますが、そぼQの友人は、これを“家電”と呼んでおります）

専門的に音楽を勉強する人（大学ピアノ科を目指す人・ピアノ科の学生）がメインに使う楽器ではありません。
（通常は生ピアノで練習し、夜間の練習の為にセカンド・ピアノとして購入する人は多いと聞いています）
生ピアノに比べれば、タッチは軽いし鍵盤はスカスカ。
指は安定しないし、微妙で繊細な弾き方の勉強なんぞは 100％できないと保障します。
まず上達は期待しないことですな。
初級レベルの子供さんでも、初めから生ピアノでの練習が望ましいのですが、
そうでない場合は、生ピアノへの買い替え時期はブルグミュラーあたりが限界だと言われています。

ピアノを購入するなら、せめてアップライトにしましょう。
家に置く場所があるなら、アップライトの上位機種よりはグランドの最低機種がベストです。
予算が20万円なら、中古ピアノを探したほうがウントましですよ。
音楽を専門にするつもりなら、楽器をケチらないことです。そのうち困ることになりますよ。

≪そぼQ　コラム≫　　　　「おかしな・はなし　パート3」

社会保険庁から、『国民年金口座振替』の案内や『国民年金基金』への勧誘郵便が度々来る。
公的年金制度は安全である…と説明されたパンフレットも入っておる。（これらの郵便物は無駄な代物やでぇ～）
●少子高齢化が進行しても、世代間扶養仕組のもとで負担と給付の調整を行えば大丈夫
●我が国の経済社会が存続する限りつぶれない……と非常に難し～い内容のものである。
国民年金に期待はしておらんが、仕方なく納めておるそぼQには、この説明では難しすぎてようわからん。
『負担と給付の調整を行えば大丈夫』とは、
保険庁のプール金が減れば、“国民から取る金額”を高くし“老人に与える金額”を減らせば大丈夫という意味なんじゃろうなぁ。
また『我が国の経済社会が存続する限りつぶれない』ということは、つぶれるのは時間の問題という意味かぁ。

これらは、江戸時代の“年貢米徴収”と同じと思えばええんじゃな。
金ラメ入り紋付を着た悪代官様の懐を肥やす為に、鶴の一声で額が決定する。
省庁の慣例らしい『無駄金・流用・天下り』は野放し状態の様子じゃから、年金納付額はドンドン高くなって当たり前。
最後には何の保障も無くなり、身包みはがされる勢いである。

社会保険庁は自分たちの悪行三昧は棚に上げ、年金未納者に対し、
『通常の国民健康保険証』に代えて『短期保険証（3ヶ月程度）』を発行することを検討しておるらしい。
「病気になっても、医者には行かせんぞ！」というやり方は、“流人”の腕に施された“入れ墨”にも等しい“みせしめ”の図である。
『無駄金・流用・天下り』のお役人様はエエ暮らしが出来、民・百姓はいつまでたっても米のごはんが食えん。
年金制度の抜本改革をせん限りお先真っ暗、と理解しとけば間違いは無いようじゃな。

そうそう、徳川幕府さながらの『お家騒動』が勃発したなあ。
お世継ぎ騒動に対し、情けなくなるような瓦版が飛び交っておるがな。
噂の対抗馬『弟の分家大名』の言動に対しては嫌悪感しか感じられず、虫唾がはしる。
又これらを報道した瓦版はどれも主体性が乏しく、右に倣えの“活字・しゃべり”が多いのはいつの時代も変わっとらん。
このやり方には人間らしい思いやりが全く見えず、お祭り騒ぎ好きな瓦版屋のレベルの低さだけが目立っておるようじゃ。

『皇室典範改正案』が出されようとしておったこの時期に、あまりにもタイミングが良すぎるこの発表。
何か作為的なものを感じておるのは、ワシだけかなぁ？凡人のそぼQには、この人たちの志向回路が理解できん。
お世継ぎは、時の将軍本人が決めれば良いのであって、家来（とりまき）や民間人がとやかく口を挟むべきではないと思うが…
女の将軍様のどこが悪いのか…疑問である。　ん‥‥これって何のハナシ？