18 そぼQ そぼくな質問 「生徒は先生を選べるけれど、先生は生徒を選べない。」…と。 2007年6月25日 2007年版へ戻る
そぼQ コラム 我が国はホンマに民主主義国家なんかぁ?
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:久実 さん
生徒のことについて、そぼQさんのご意見を聞かせて下さい。
個人の音楽教室で仕事を始めて半年経ちました。
生徒Aは、約束の時間を無視して好き勝手に来るので困っています。
親に話しても取り合ってもらえず、月謝もなかなか納めてくれません。
先輩(ヤ●ハ音楽教室の講師)に相談したら、「生徒は先生を選べるけれど、先生は生徒を選べない。」と言われました。
しかし限界なので、やめてもらってもいいと思いますか?

回答者:そぼQさん
「生徒は先生を選べるけれど、先生は生徒を選べない。」と言ったあなたの先輩は、
ヤ●ハから与えられた生徒を、黙って教えて初めて給料がもらえる 雇われ人でしょう。
久実さんとは全く立場が違うと 思うんですがなぁ。

もう一つ似た言葉で「患者は医者を選べるけれど、医者は患者を選べない。」というのがありますが、これはとっくの昔に“死語”になっております。
救急で病院に行っても、年寄りというだけで拒否される。
診察に行っても順番どおりには呼ばれず、金持ちの常連さんを先に治療して 後回しにされる。

生徒が先生を選ぶのなら、先生も生徒を選んで 何でイケンのですか?
時代はどんどん変わっており、生徒の質も変わってきております。
兎に角、自分の身は自分で守らんと 誰も助けてはくれませんのじゃ。
こうなったのは、今までの久実さんが優柔不断じゃッたことが原因です。

そぼQなら、生徒Aとその親を呼んで 自分の考えをはっきりと話し、それに従ってもらえないならヤメてもらいます。
未納の月謝も、当然の権利として払ってもらいます。

個人で教室を経営するなら、自分の教室の規約というものを正式に作り、それをハッキリと打ち出さないと いけませんな。
勿論、先生の方も 作った規約は必ず守るべきです。
行過ぎの温情は、なめられてしまう原因になります。
久実さんは経営者なんですから、しっかりして下さい。




≪そぼQ コラム≫       【我が国はホンマに民主主義国家なんかぁ?】

質問コーナーでも言うたが、今の世の中で心から信用・信頼できるモン(人)は 数えるほどしかない。

先ず信用できんのが携帯電話、その人を特定できんからなぁ。
都合が悪くなりゃぁ、即座に電話番号を変えてしまう。
初めての営業マンが来宅したいとアポをとってくる場合も、携帯電話で掛けてきたら すべて断っておる。
固定電話でないと会社の実態を調べようが無いから、相当恐い。
使い方次第では、携帯電話は 文明の凶器となる可能性は高いと思うよ。

その次に疑わしいのは、「日本はホンマに民主主義国家なんかぁ?」と言うこと。

『民主主義は個人の人権である自由・平等・参政権などを重視し、
多数決を原則として意思を決定することにより、人民による支配を実現する政治思想である。
単純な多数決と混同されることが多いが、単純な多数決では、単に多数であることをもって、その結論が…』
と難しい言葉で説明してあった。

現在の国会での重要法案は“多数決”という印籠(いんろう)を振りかざし、
野党との意見の交換は全く無く審議打ち切り‥と、悪代官の如く 強行に突破してきた。
日本国民の為ではなく、一部のお金持ちの為の政治 としか考えられんわなぁ。

『多勢に無勢(たぜい に ぶぜい)』
夏には参院選があるが、それでも国民は 今の駄目な政党に投票するんかなぁ?
若い奴等は初めから諦めておって(?)、選挙にも行こうとせん。
わりゃ〜、選挙くらいは時間を作って行け〜やあ。投票にも行かんのなら、ぶつぶつ言う資格はない!
こねぇな若者にしたのも、政府の責任は大いにあると思うでぇ。