15 そぼくな質問 私は今、殺してやりたいほど憎んでいる人がいます。 2011年5月25日 2011年版へ
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コラム 新手の商売
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:悪魔 さん
こんにちは。5の日にはいつも訪問しています。
私は今、殺してやりたいほど憎んでいる人がいます。だめなら自分が消えてしまいたい心境です。
そぼQさんはこんな気持ちになったことはありますか?
もしそうなった場合、ご自分ではどのように対処すると思われますか?
とんでもない質問でビックリされたと思いますが、せっぱ詰まっています。アドバイスをよろしくお願いいたします。

回答者:そぼQさん
何が原因で、どのような人に、どのように苦しめられたのかの情報が全く無いのですが、
悩み・苦しんでいるのはあなた一人だけだと思わないで下さい。
そぼQかて悩み苦しみの毎日で、殺してやりたいほど憎んでいる人は片手以上にいますよ。

さて、ここからが重要です。
憎んでいる人を抹殺すると、その行為に対するリスクは計り知れなく自分に降りかかってきます。
自分の人生と引き換えに悪魔に魂を売るのはあまりに高い代償につき、エコの時代には流行りません。
少しの時間でも冷静にその人を観察してみれば、くだらない行為だと気づくはずです。
ましてや自分が消えてしまう行為は、今までのあなたの人生全てを否定することになりますよ。
悲しいじゃありませんか?

友人が同じような環境にあります。かなり悩んでいます。
「あいつを殺したらストレスも無くなり楽になるとは思う。
しかし今更鉄格子の中には入りたくないし、今まで頑張って生きてきた自分を捨てるのはもったいない。
あいつは、自分の人生の重さに比べれば殺すには値しない最低の人間だ。
毎日々々呪いながら自分の楽しみをみつけるようにするわ。」と寂しく笑っていました。

殺したいほどのエネルギーがあるなら、それを他の方面で使ってください。
他人を殺しても、自分を殺しても、決して天国には行けませんよ。
死んでまで地獄の苦しみなんて、そんな選択は絶対に避けるべきだと思います。また連絡下さい。




≪そぼQ コラム≫   【新手の商売】

最近の新手の商売には、すさまじい物がある。
バズ(クチコミ)マーケティング会社などはその筆頭である。

「個人情報を売ります。10,000件がたったの25,000円!」と広告が入ってきた。
こんな情報が簡単に手に入ることに脅威を感じるが、詐欺のにおいがプンプンしていた。
個人情報の収集ルートがいささか気にはなったが、これは無視を決め込んだ。

その次は、「クチコミサイトに良い評判を書き込むサービスをします。」という甘〜い勧誘。
“ヤ●●知恵袋”や“教えてg●●”などのクチコミサイトに良い評判を書いてやるというのである。
客からの要望(いつ、どのメディアに、どのような内容で投稿する)に従い、プロのライターが内容を作成するそうな。
「第三者が運営するクチコミサイト上などで評判が良ければ、ほとんどの人間ははひっかかります。」と言い切った。

表向きは一般人のクチコミのように装い、実際はやらせの広告収入で会社運営をしている。
『人のふんどしで相撲をとる』ようなビジネス、考案した人はかなり頭が良いな。

プロ集団が嘘じゃないように上手に嘘をつくのだから、絶賛サイトなどは疑ってかかったほうが賢明なのである。
行列のできるお店なんぞも、行列するアルバイトの人間が多数関与しているという。
時給1,000円くらいなので、市役所のバイトと同等レベルなのは実においしい仕事ではある。
マクドナルドのやらせは記憶に新しいが、やらせの手口にだまされる人間がアホなだけ。
実になめられた話じゃが、今の世の中を乗り切るには自分を磨き、そいつらより賢くなるしか方法はないようだ。