20 そぼくな質問 先生の遅刻が多く約束の時間にレッスンができません。 2011年7月15日 2011年版へ
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コラム アナログ放送終了まであと9日
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:匿名 さん
娘が出張でピアノを教えてもらっています。
練習していなくても怒らないやさしい先生ですが、先生の遅刻が多く約束の時間にレッスンができません。
30分〜60分はずれるし、先生の都合で曜日変更をされたり休んだりして月3回になることも度々です。
娘が遅れると顔をしかめるくせに、ずいぶん勝手だと思います。
こんな先生はやめたほうが良いのでしょうか?
先生の都合で休んだ場合月謝を減らしてもらうか、翌月のレッスンを5〜6回してもらうことができるのでしょうか。
ちなみに月謝は5,000円払っています。


回答者:そぼQさん
月謝が5,000円で月何回レッスンの契約なのでしょうか?
年間40〜44回契約なら、4〜8何ヶ月は月3回レッスンになるのが普通です。

普通の教室は、通常月謝のほかに設備・管理費が1回:500円〜かかります。(月3回レッスンなら1,500円アップ)
出張の場合は設備・管理費はかかりませんが、交通費等で1回:500円〜徴収されるのが普通と聞いています。
従って出張レッスンで月謝5,000円はかなり安いですよ。

月謝の減額や追加レッスンのしかたは契約によりまちまちですが、
失礼ながら、練習をされないお子さんに月5〜6回レッスンをしても あまり効果は期待できないと思います。

あなたの先生選びの基準はどうだったのでしょうか。
出張レッスンを選んだお子さんは、一般的にワガママになるケースが多いようです。
自分の家だとだらだらして、緊張感や集中力を養うのが難しくなってきます。
怒らない優しい出張の先生は、教育(指導)というよりはサービス業に徹しています。
これは教室の先生にも言えることですが…。
『叱らず(怒らず)、教えず、優しくしさえしていれば良い先生』と思ってしまう親御さんが増えているからです。

真面目に音楽教育に向き合っている先生は、ある程度は厳しいのは当たり前だと思いますし、
遅刻したり練習していないのは叱られて当然なのではないでしょうか。
だから遅刻してくる先生は論外です。
人間としては最低ですから、プロの資格は無いとみなされます。

少々厳しくても生徒が望めばハイレベルの指導もしてもらえる先生を選ぶか、
楽しく優しく続けられれば満足なら、今の先生と同じタイプを選べばよいだけのことです。




≪そぼQ コラム≫   【アナログ放送終了まであと9日】

アナログ放送終了告知をしているタレントが好かんし、キャラもかわいくないと思っていたら、
テレビ各局が7月1日からアナログ放送の画面に「アナログ放送終了まであと●日」のスーパーを入れだしたらしい。
(テレビをほとんど見ないので、これには気づかなかった)
テレビ業界のあわただしさを見ていると、普及率98%というのは眉唾物(まゆつばもの)と思えてしまう。

どうせやるなら、日ごとに“お知らせ文字”を大きくしていけばいいし、
7月24日終了時は画面全面に赤い文字を点滅させ、花火が上がれば最高なのでは?

このお知らせがうっとうしい…と感じている人がとても多いと聞いたし、友人たちからも電話がかかってくる。
「民放は無料で視聴しているので仕方ないとしても、NHKは受信料を払っているのだから スーパーを消せよ。
テレビ離れが増えそうなので NHKは訪問契約強化してるらしいけど、そんなら客を大切にすべきだ。」と治まらない。
知っているけど変える気がない人にとっては、大きなお世話なのである。

NHKは、『早めにデジタル化の対応をしていただくようお願いする。
国による様々な支援策があるため、一度 総務省地デジコールセンターやデジサポに連絡いただくよう案内している』というが、
アナログ放送終了に合わせて、なんでデジタル化の対応をしなきゃならないのかな ?
映らなきゃテレビを廃棄する人もいると思うし、テレビを見るのが当たり前…という決め付けた考えは ちょっとおかしい。

NHKを含めた有料チャンネルだけを残し、見たい人だけがお金を払って見るようにすれば節約・節電にもなるのに…。
テレビも見なけりゃ そのうち見ないことに慣れてくる。
人間とは結構飽き性な動物なので、必ず別の楽しみを見つけるよ。

友人たちの多くは、「停波の瞬間を見届けたら、NHKを解約してやる 。」と言っている。
しかしNHKも負けてはいない。
地デジチューナー付きPCやワンセグが見られる携帯端末などにも、強引な契約を迫ってくるに違いない。

我が家はデジアナ変換のCATVだから、2015年3月31日までは(壊れなければ)アナログテレビのままでいけそう だ。
その後も買い換える予定は、今のところないけどな。