31 そぼくな質問 試合(個人、団体に限らず)で6位入賞した人を評価しますか?
2011年11月5日 2011年版へ
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コラム かわいそうな話
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:不愉快 さん
試合(個人、団体に限らず)で6位入賞した人を評価しますか?
第一次予選だけを通過した人でも、評価の対象だと思いますか?
僕は、その程度のことで評価されたらレベルアップにはつながらないと思うのです。


回答者:そぼQさん
最近は、評価の仕方が多様になっています。
例えば、いつも30点しか取れない人が50点を取ると「よく頑張ったね」とほめられ、
いつも100点の人が97点ですと「なにをしていた!」と叱られます。
前者を『頑張ったね評価』といい、後者を『期待度評価』といいます。(そぼQが勝手に考えました)
たとえ良くなくても、ほめて育てる教育(豚もおだてりゃ木に登る)の一環なのでしょう。

不愉快さんは、この部分が納得できないのではありませんか?
悔しいことですが、本当に素晴らしい人が悪評で消されることもたくさんあります。
裏が多く、捏造されることも多い世間の評価は聞き流すに限りますよ。

そぼQは、優勝(1番)でなければ負けだと思っています。2番もビリも同じです。
自分のことは自分が一番よく知っているのですから、自分で評価して気合を入れて頑張るしかありません。
「優勝して、イヤでも必ず自分の方に向かせてやる」くらいの強い心を育てましょう。
他人の良い部分は良いと認めて自分の肥やしにすれば、いっそうレベルアップに役立つのではないでしょうか。




≪そぼQ コラム≫   【かわいそうな話】

暑くも寒くも無い現在の季節、観賞用の “カニ、亀、蛙” を置いた庭を眺めるのが好きである。
ガチャンと音がしたので行ってみると、イタチがこっちを向いていた。
足もとを見れば備前焼のカニが転がり、足が折れているではないか。
鉄で出来たカニも転がっていたが、これは少しの傷で助かった。
仕方なく接着剤で補修し元の場所に戻したが、もう一度カニだけが襲われてしまった。

なんで蛙や亀は襲われなかったのか?
視覚だけに頼り、簡単に捕まえられそうなカニを選んだに違いない。
環境の変化で、イタチの嗅覚も衰えてきたと推測できる。
エサがあふれている昨今、苦労しなければ人間同様折角の才能も衰退するということか…かわいそうな話である。

祭り当日、恒例の朝市で大喧嘩が始まった。
同じ商品を扱っている いつもの業者と、見慣れない業者との場所取り騒動であった。
町内に高い場所代を払い、年月を掛けてやっと客をつかんだ業者には腹立たしいのは当然のこと。

原因は、モラルもマナーも無い、法の抜け道をついた一軒の主人の勝手な行動であった。
どうも個人的に場所代を取っていたらしいが、町内会長もその場を納められずそそくさと帰っていった。
いつもの業者は「喧嘩するのもあほらしくなった。わかる人だけに売ればよい。」と引き下がったが、
今の時代は、大きな声で「おどりゃ〜、すどりゃ〜。」と怒鳴った方が表向きには勝ちらしい。
その一部始終を見ていた理性ある人たちは、一軒の主人と見慣れない業者の人間性を疑い、
かわいそうな人…と哀れむのである。