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2014/5/5
そぼくな質問 楽譜どおりの指番号で弾いたほうがよいのでしょうか。 2014年版へ
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コラム うっとおしい預金の引き出し
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≪そぼくな質問≫
質問者:匿名さん
独学でピアノの練習をしています。
今ブルグミュラーを弾いていますが、楽譜どおりの指番号で弾いたほうがよいのでしょうか。
どうしても弾きにくいところは勝手に変えています。

回答者:そぼQさん
基本的には楽譜どおりで弾けたほうが練習になるのですが、変えて弾いても構わないと思います。

例えば、
●「子供の集会」の13〜14小節の6度の部分は、全て“1番(親指)”と“5番(小指)”で構いません。
●「優美」の12小節目の最後の“ミ”と“ソ”を、“1番”と“3番”に変えれば弾きやすくなります。
●「スティリアの女」の展開部(ホ短調部分)のトリル。“3-4-3”を“2-4-3”に変えれば綺麗に弾けます。

いろいろ工夫してみて下さい。



≪コラム≫
   【うっとおしい預金の引き出し】

病気で動けない親の代理で預金の引き出しに出向いた時のこと。
その金融機関で言われた通りの「委任状」と、本人の「通帳・印鑑」と、自分の「身分証明書」を持参して行った。
行員:自宅に電話して本人に確認をとりたい→そぼQ:本人は入院中で自宅にはいない。
行員:家族に連絡をとりたい→そぼQ:自分も家族だけど。
親と自分は、住所・電話番号共に同じなのである。
もめにもめた末、とりあえず300,000円は引き出せた。

詳しい人に尋ねたら、
民法の「債権の準占有者」という考えにより、通帳と銀行取引印で出金する人は預金者本人と看做す(みなす)ということらしい。
従って通帳を持参し押印された印鑑が届出印と合致すれば、性別を問わず銀行は当然支払いをするべきだと言うのである。
その銀行が設定している基準額以内であれば、通常の生活資金程度の出金は通帳と印鑑だけで十分だそうだ。

本人確認は届出印を照合すれば良いので、身分証明書は不要ということ。
当然それらが盗難にあえば お金を下ろされても仕方がない、ということになる。
一般人はこんなことは知らないので、仕方なく銀行の言いなりになっているということらしい。

近年は脱税や犯罪などを恐れて、どの金融機関でも慎重(といえば聞こえがよいが、高飛車)になっているようだ。
このとばっちりを先日も地方銀行で受けた。
自分名義の預金を引き出すのに、免許証の提示を求められた。
そぼQ:なんで自分のお金をたった100,000円出すのに免許証がいるの?→行員:規則ですから。どこへ行っても同じです。
仕事柄、隣町で開設した通帳がお気に召さなかったらしい。
「じゃあいらないよ」と隣町で引き出したが、通帳と印鑑だけでOKだった。
ここでいきさつを話したら「若い行員は勉強不足で申し訳ありません。」と謝罪されたが、これではオンラインの意味が全くない。

別の地方銀行で 自分名義の預金500,000円を引き出す時、健康保険証を添えて申請したら、
行員:ご本人ですか?免許証をお持ちではありませんか?→そぼQ:健康保険証も身分証明書だろ?ふざけるな!
と怪しい空気になってしまった。

カードは嫌いだし、不愉快な思いをしたくないので、銀行取引の解約を検討している。
どうせ利息もバカ安だし、箪笥貯金のほうが気分が良いわい。