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2015/5/15
そぼくな質問 指が不自由で、左右とも親指と中指の2本しか動きません。 2015年版へ
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コラム 喉もと過ぎれば熱さを忘れる
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≪そぼくな質問≫
質問者:匿名 さん
指が不自由で、左右とも親指と中指の2本しか動きません。
どうしてもピアノを弾きたいのですが、どこの教室でも断られました。
童謡程度でも無理なのでしょうか?

回答者:そぼQさん
左右とも2本も動くなら、ピアノは確実に弾けます。
脱力を覚えて手首を上手に使えば、レガートでも速い曲でもこなせると思いますよ。

ただし2本の指に対応できる楽譜がほとんど無いでしょうね。
アレンジのできる先生と、基本の奏法を丁寧に教えてくださる先生を探しませんか。
あなたに適した編曲をしてもらうと随分楽になりますし、基本を覚えれば驚くほど指が動くようになります。

そんな先生を探すのに時間はかかるとは思いますが、必ずいらっしゃいます。
近ければ「あざみノ会」でも十分対応できるのですが。
諦めないでください。



≪コラム≫
   【喉もと過ぎれば熱さを忘れる】

最近はどこへ行っても業務の分割化で、特に大きいところでは「たらい回し」にされる事が多い。
しかし専門部署とやらに行っても、マニュアル通りの答えしか返ってこないのである。
わからないことは「これは専門外だから」と逃げられる。
融通がきかないし、スキルも低すぎるのだ。

専門部署ということは、狭いその分野の事しかできない薄っぺらな人材の集団なのであろう。
世間の常識もわからず、専門知識も乏しく、威張り腐って、最終的にはサービスの低下につながっているのである。

愛想をつかして、それらへの出入りをやめた事は数え切れない。
それなのに、そこから勧誘の電話がたびたびかかってくるから恐ろしい。
その人たちは、自分のとった行動で他人を怒らせた事に全く気づいていないのである。
学習をしないで、同じ間違いを繰り返す人のなんと多いことか。
ビジネスの世界でもこのような人がまかり通るのだから、この職場の価値は推して知るべし。

「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」
苦しい経験や失敗の痛みから何も学ばず、苦しいときに助けてもらった恩も忘れ去ってしまう。
こんなおバカな人間と付き合いたくはないし、なりたくもない。