4
2018/2/5
そぼくな質問 テンポを安定させる良い練習法があれば教えてください。 2018年版へ
戻る
コラム 個人情報保護法なんて
インフォメーション

≪そぼくな質問≫
質問者:アカンで〜 さん
独学でピアノの練習をしています。
両手で弾けるようになってきましたが、テンポが安定していません。
速くなったり遅くなったりと、自分でも嫌になってきます。
テンポを安定させる良い練習法があれば教えてください。
よろしくお願いいたします。


回答者:そぼQ さん
メトロノームを使っての練習があります。
まずテンポ60(1分間に四分音符が60回の速さ)から始めてください。
メトロノームをお持ちでないなら、時計の秒針に合わせても構いません。
これも、テンポ60です。

カチカチという音に合わせながら、両手で交互に膝などを打ち合わせてみます。
この時「1・2・3・4」と数えるのではなく、「1と・2と・3と・4と」と裏拍の”と”を感じながら練習します。
必ず声を出して練習して下さい。
こうすると、一拍が如何に長いかを体が覚えてきます。

どうしても裏拍が感じられないなら、メトロノームを120に設定します。
1つめのカチ=1、2つ目のカチ=と のように、少々忙しいのですが合わせやすくなります。
(”数字”のところだけ膝を打ち、”と”では打ちません。カウントするだけです。)
これを繰り返し練習していれば、テンポキープは出来るようになります。

クラシックの曲を弾く場合は、メトロノームのテンポに合わせ過ぎないようにしてください。
曲に抑揚をつけるためには、多少速くしたり遅くするほうが素敵な曲に仕上がる場合もあるからです。




≪コラム≫ 【個人情報保護法なんて】

先日届いたメールで、
「病院で親の検査をしたら癌が見つかった。親には内緒にしていたのに、近所の人が知っていた。
調べたら、病院の看護士が知り合いにしゃべっていたと判明。どうしたらいいか?」
とかなりご立腹だった。

病院や医者とのトラブルはそぼQにもいっぱいあった。
●身内が癌だったが、医者から説明を聞く前に看護士が他人にしゃべってしまったこと。
●患者と家族の了解も得ず 患者のデータ等を別の病院に勝手に送り、その料金を請求された。
●その他一番ムカついたのは、朝早く身内が亡くなり葬儀の段取りを急いでいた時。
 親戚に連絡する前に、近所の人たちに伝わっていたのだ。
 驚いたことに、その情報を漏らしたのは主治医だったのである。

この時ばかりはいろいろ相談し「訴えろ!」とけし掛けられたが、結局は泣き寝入り。
患者様のプライバシーを守り…なんて偉そうなことを言っていても、所詮は能無しの人間がやることなのだ。
個人情報保護法なんて、絵に描いた餅だと悟った。

腹の虫が治まらないなら日本医師会にでも訴えることだ、と付け加えてメールを返信した。