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日中友好桜公園計画近況報告

日中友好桜公園計画推進中の桜に待望の花が!!


2005年に中国広東省韶関市の韶関大学に,日中友好の桜公園の計画を立て、同年12月にソメイヨシノの苗木1本を植樹する。

2006年12月に更にソメイヨシノを4本植樹し,2007年1月に2本を植樹した。

いずれも接木の苗木で翌年から花が咲くのではないかと期待して待つも、最初の植樹から2年を経ても、いっこうに花の咲く気配はなかった。


 韶関市は広東省の北部とはいえ南国に変わりはなく、気候風土がソメイヨシノの開花には適していないのではないかと、不安を感じていたところ、本年(2008年)3月23日に韶関大学から桜に花が咲きましたと写真とともにメールが届きました。

花は木に少しだけ咲いていただけだが、こんなに少ない桜の花に、こんなに大きな喜びと感動を得たことは今までになく、“やったー”と心の中で叫んでおりました。

これで韶関市でもソメイヨシノが開花する事が証明され、今後の桜公園計画の推進に大きな勇気を得たことは言うまでもありません。

今年は2月に大島桜を3本植樹して現在も枯れないで元気に育っております。

更に12月には大島桜を12本植樹する予定にしております。


 この大島桜の植樹を最後に苗木の植樹はしばらく中止し、その後は現地の担当者に大島桜の種子の採取や種蒔き、発芽・生育方法、更にはその発芽苗を利用した接木用の台木の生産方法等をお伝えし、現地担当者が接木により苗木の増産を図りながら桜の木を増やしていくことにしております。

本年は、この公園の造園に力を注いだ方々の名前と公園のできるまでの経緯を書いた記念碑を設置して、後世の方々に日中友好を深める場所として提供できたらと思っております。


玉島文化協会 国際部会会員 古山哲男 記

 

桜公園の今後の計画


韶関大学に植樹した桜の木は現在7本が枯れないで育っていて、その内の2本が本年2008年3月に開花しました。

今年は更に12月に12本の苗木を寄贈する予定にしており、これらがうまく育ってくれると全部で19本になります。

そうなると、かなり見ごたえのある桜公園になるものと期待しています。

現在この初開花を書き残す記念碑作成に入っており,文面は先般、西山・村田・山本3氏と打ち合わせ決定したものを、韶関大学側に提示し、記念碑の建立とその文面につき、5月8日に許可がおりたところです。

この記念碑の作成経費は材質と文字数により変わるそうですが約1500元から2000元(約23,000円から31,000円)程度のようです。

記念碑の制作費は本年8月12日に韶関大学の王副学長にお会いした際支払う予定です。

記念碑作成費用につきましては、皆様の温かいご支援をお待ちしております。どうか5百円でも千円でもよろしいですから、ご協力よろしくお願いします。

なお、本年12月に寄贈予定の桜の苗木代約22,000円は、石碑に記名の苗木寄贈者が支払う予定です。

本年12月寄贈の苗木は、韶関大学に着き次第、庭園管理者に所定の場所に植樹していただき、来年の4月初め頃に現地を訪問して記念碑の除幕式を行い、桜公園の第一段階の完成を祝いたいと思っています。

その後、贈呈いたしました大島桜のサクランボから種子を採取して発芽させ、接木用の台木に、現地で育っているソメイヨシノの枝を接木して増やしていく予定です。

この作業は、桜の接木の仕方や育て方のマニュアル冊子を作成して、韶関大学で日本語を教えている,姫路出身の内海先生に、山本さんと2人でお会いし、王副学長さんに渡していただくようにお願いいたしました。

玉島文化協会 国際部会会員 古山哲男


 


 

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