醤油粕堆肥で男爵いもは育つのか? 2014年
---------------最終更新日:2014.9.26
●2014.3.9-16
3月9日、男爵いもの種芋を購入。5kg/1,080円/コメリ。
昨年の経験から、生命力が強くほうち栽培に耐えるダンシャクのみにした。
連作障害を避けるため、昨年とは別の場所でつくる。
3月16日、畝立てから植え付けまで全部行った。事前作業なし。
畝幅60cm、中央に10cmほどの深さの溝を掘って雑草堆肥を施し、埋め戻した。
幅90cmの黒マルチでちょうど覆えるかんじ。株間約30cm。
植え付けは30〜50gくらいに切った種芋を切り口を上にして表面に置くだけの逆さ栽培。
今年はその場でカッターで切って、数量を調整しながらぴったり2畝にまとめた。
黒マルチで覆って完成。ほぼ一日かかった。
東畝に65、西畝に60個、合計125個(カット分込み)植えた。
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●2014.4.6
4月6日(日曜日)、そろそろかなと行ってみたら、芽が出て黒マルチをつんつん押し上げていた。
カッターで芽を傷つけないように慎重に穴を開けた。 発芽したのはまだ少数。
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●2014.4.13-27
4月13日(日曜日)、先週穴を開けた新芽が成長。
新たなつんつんを穴を開けて解放してやる。芽が焼けないように二日おきに巡回、穴を開けた。
4月27日(日曜日)、ほぼすべての種芋が発芽、穴あけ終了。種芋125個(カット込み)のうち、2個発芽しなかった。
昨年はさぼった芽欠きを行う。種芋あたり1〜3本に制限した。
種芋は1個丸ごとから1/4カットまで様々だったが、カットした芋からは出る芽が少なく、芽欠きの時迷わないで済む。
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●2014.5.3-18
芽欠きの後、ほうち。
5月18日(日曜日)、薄紫色の花が咲いた。草丈は30cmを越えた。
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●2014.5.25-6.1
順調に生育。
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●2014.6.8-6.17
6月8日(日曜日)、一部の株で葉が黄色になり出した。
更に一週間後(植え付け後約90日)には枯れた株が出始めたので、雨が降る前に試し堀りをした。
今年も蟻が巣を作って、ジャガイモを住みかにしていた。掘っては蟻を払い落とし、また掘る。
掘るとは言っても、浅植えの逆さ植えなので深さ10cmほど。また、黒マルチによる遮光で、緑化したものはほとんどない。
大きさは単三のエネループ内外。 芽欠きをしたぶん去年より大きないもが多い。10cmオーバーもある。
そして、新じゃがはうまいのだ。 今年も新じゃがと圧力鍋の季節が来た。
収量は約5kg。
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●2014.6.27-7.2
梅雨空が帰ってくる前に収穫。
6月27日、8.3kg。28日約2kg。29日21.4kg。7月1日21.0kg。2日10.7kg。
合計収量68.4kg。種芋が5kgだから約14倍の収量となった。昨年は種芋3kgに対し、収量13.9kgの4.6倍だった。
芽欠き作業をするだけでたいへんな収量アップとなった。
収量だけでなく、芋の大きさも大きくなった。 でかいいもがごろごろとでてくると実にうれしい。
残念な点は、虫に食われて腐敗、あるいは黒マルチ内で蒸されて腐敗したものがあったことだ。
黒マルチを使った浅植えの逆さ植えは収穫が簡単な反面、葉が枯れた後黒マルチが直接日光にさらされて内部が高温多湿になり、結果的に芋の腐敗を助長した可能性がある。 もっと早めに収穫すべきなのか?
途中から刈った雑草を黒マルチの上に敷いて遮光したが、来年以降対策が必要。
昨年、今年と蟻がジャガイモの中に巣を作る事態が続き、今後蟻対策も必要と思われる。
蟻の家を内包するジャガイモは、家の部分を除去して自分で食うしかない。
良いいもからどんどん2kg入りのネットにつめてお客さん等へ提供。
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●2014.7-9月
とにかく食う。 圧力鍋でシュシュッとなったら弱火で5〜8分。あとは火を止め、ほうち。
蟻の住みかとなったため、お客様に差し上げられない残りものを食う。
カレー、シチュー、なんにでも使える。
昨年のイモは小さいものが多く、食われないままミイラ化したものが多かった。ほんとに芽欠きして良かった。
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