平成17年9月21日設置された岡山沿岸ライブカメラについて、私の要望、質問と岡山県危機管理課からの回答


●平成17年9月21日
『昨年の高潮被災者で消防団員の西山と申します。
今回、初めて岡山情報ハイウェイの有効性が実感できました。
昨年の16号台風で深刻な高潮被害を受けた地域に監視点の設置をお願いします。
今後増設の設置場所、台数、時期等教えてください。』

●10月3日
『岡山県危機管理課です。
 この度整備しました地域防災映像伝達システム(岡山沿岸ライブカメラ)は、昨年の台風第16号及び台風第18号の高潮災害を教訓に、特に被害の甚大であった地区、市町村が避難勧告などを行う判断が出来る場所などを倉敷市と協議して選定しております。
 増設予定につきましては、1市町1台を原則に整備しており、来年度はまず未設置の市町に設置する予定です。』

●10月3日
返答ありがとうございました。
実際に見に行ってみると、信頼性も価格も高そうな器機だなと実感しました。

監視器機の費用対効果を考えますと、管理運用費のかかる常設のカメラではなく、災害の発生した地点、或いは発生が予想される地点に臨機応変に設置できる移動式カメラの方が有効な場合も多くあると思います。

携帯からライブ映像が全世界に公開できるこの時代、有線、高画質、常設にこだわらず、より柔軟により多くの正確な情報を集める情報システム構築こそ、災害発生時に正しい判断を可能にし、人的物的被害を最小限にとどめる最も有効な手段のひとつだと思います。

というわけで、既存のインフラ器機を利用したもっと低コストな、納税者に優しい映像伝送システム導入は考えられませんか?

●10月6日
『岡山県危機管理課です。
 貴重な御提言をありがとうございます。西山様からいただきました御意見も踏まえまして、今後の防災映像の収集及び県民への提供のあり方について検討を進めてまいりたいと存じます。』

言うべきことは言ったので、また1年ほど様子を見ようと思います。


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