醤油粕堆肥で落花生は育つのか? 2017年
---------------最終更新日:2017.12.3

落花生

コメリで購入。198円

まきどき:4月下旬〜5月下旬

側枝が比較的直立する「半立らっかせい」で、
育てやすい晩生品種です。
風味とコクがあり、炒り豆や入り莢などに最適です。

●2017.4.9-23
去年と同じ品種。 1袋購入(19粒)。
豆を横にして植えた。
4/23、半分くらいが発芽。鳥よけにネットをかぶせた。

●2017.4.29-5.6
4/29、本葉がではじめ、防虫ネットにかけ替えた。
 植え付け準備で畝立て完了。10mと9m。
5/4、醤油かす堆肥を入れた。2年経った醤油かす堆肥は厚さ10cmほどにまで分解されている。
 山状になって入るのは、表面の草と根を取り除き、集めた堆肥。色は黒く、下の土の層と簡単に見分けられる。
 草木灰約一缶半(約10.5kg)をまいて、アメリカンレーキで表土と混ぜた。約550g/m。
 他の作物の約2倍の草木灰をまいたのは、昨年空莢が少なからずあったため。
 苗は2粒発芽失敗、1粒変化無し。発芽率84%(16/19)。

●2017.5.18-28
仕事が終わってから、落花生の苗を19株リサイクル畑に定植した。
19粒まいたうち2粒は発芽後に根をナメクジにかじられて枯れた模様。 ナメクジの末路は塩で生き埋め。
リサイクル畑で昨年残った種から発芽した2株を併せて19株。 発育や収量に差が出るのか、比較したい。
枝豆、カボチャはポットから苗を取り出すときに、ポットの底を押して根本をつまんで持ち上げればすんなり取り出せる。
落花生は根の張り方が違うためか、ぼろぼろと土が崩れやすい。
今年は途中からはさみでポットを1個ずつ切り離して、教科書通りひっくり返して取り出す方法にしてみた。
5/19朝、カラス対策の防獣ネットが2mほど足りず、3本目のシートを切らずに両方にかけた。
今後再利用する防草シートや防虫ネット、防獣ネットに長さを書いたタグを付けた方が便利かなと。

5/28、なんとか根付いた感じ。乾燥が続くときは時々水やりをした。

6/11、黒マルチの穴を拡げた。 時々水やり。開花確認。
6/17、空梅雨のためほぼ毎日水やり。付近の草刈り。

●2017.7.2-9
ほとんどの株が順調に成育中。
葉の伸張にあわせ、黒マルチの穴を菱形に拡大していく。あと草取り。
網の目の大きい防獣ネットを突き抜けて雑草が成長しつつあり、でかくなる前に抜く。
7/9、最も成長の早いもので70cmほどになった。

●2017.7.17-
順調。 ぽつぽつと黄色い花が咲いている。
畝の間の草刈りと、ネットの網目を貫通して伸びる草を抜く。 あと穴を拡げる。

●2017.8.14
徐々に穴を拡げていたが、しばらく見ない間に立派に育ちすぎ。 最大の株はもう1mを越えた。
畝間の草刈りと黒マルチの撤去、土寄せ。 支柱を両側に拡げて成長空間の確保を行った。

●2017.9.10-10.1
もうほうち。

10/1、ネットからあふれんばかりで最大幅約1.5m。
畝の南の方では、枯れた株1、元気がない株4。
昨年も同様な傾向が見られ、周辺部より低く、雨水が溜まりやすい部分だからか?

●2017.11.3
台風等で3週連続週末が雨。やっと収穫できる。
まだ土が水分を含んで重いが、フォークで掘り出す。
Kが舞い降りてきた。
いつもはゆっくり動くニンゲンが杭を投げつけながら、狂ったように突進してくるため、今日は遠くで警戒している様子。
午前中に一畝、午後も一畝分収穫し、夕方ふとん干しに吊した。
今期は空莢対策として、他の作物の約2倍の草木灰をまいた。結果がどうなるか。

●2017.11.19-
一日がかりで落花生の実をもいだ。後は日当たりのよい室内でほうちして天日乾燥中。
乾燥重量は6.8kg。一株平均500gくらいだ。


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