醤油粕と牛糞堆肥でエダマメは育つのか? 2011年
---------------最終更新日:2011.9.11

 
早生枝豆

ナフコで購入。141円×2袋。

まきどき:3月下旬〜7月下旬

発芽適温:約25℃


草丈60cmくらいで、土質をあまり選ばず
種まき後85日位で収穫できます。

注意 この種子は水に浸けないでまいてください

 うまい茶枝豆

タイムで購入。188円。

まきどき:4月上旬〜5月中旬

発芽適温:25〜30℃
生育適温:20〜25℃

甘みが強く、茶マメ独特の香りがあり、食味が良い。
茶毛で比較的大莢になり、ボリュームがある。
種まき後80日位で収穫できます。

注意 この種子は水に浸けないでまいてください

ビールがうまい枝豆

タイムで購入。188円×2袋。

まきどき:4月上旬〜5月中旬

発芽適温:25〜30℃
生育適温:20〜25℃

3粒莢率が高く食味がよい。
草丈は低く茎が太いため、家庭菜園でも栽培しやすい。
低温着莢性にすくれ、莢付が良く収量が多い白毛の早生。

●2011.4.3
ポットに早生枝豆163粒うまい茶枝豆95粒を、胚芽部分を下にして播いた。土は種まき培土+家庭菜園用の土。
茶枝豆に挑戦。黒豆と同じく、豆は茶色だった。

●2011.4.9-17
4/9、早生枝豆数本発芽。 4/14、茶枝豆数本発芽。 4/17、どっちもだいたい発芽。

●2011.4.18-5.1
早生枝豆はポットによって、発芽率に大きな差が生じた。
洗わずに去年のポットをリユースしたためか、発芽率は94%(15/16粒)〜31%(5/16粒)と大きなばらつきが。
一方、茶枝豆の方は成長が絶望的な7粒以外はほぼ順調。発芽率93%(88/95粒)

●2011.5.8-9
追加でビールがうまい枝豆ビアフレンドを96粒まいた。

●2011.5.10-20
5/20、早生枝豆119株、茶枝豆87株を定植。

●2011.5.31-6.2
ビアフレンドは苗の生育が早かった。まき時が遅く、暖かかったからか。ひょろりと20cmくらいある。
成長に追われるように草を刈って、黒マルチを敷設しつつ、ビールがうまい枝豆を定植。
早生枝豆、茶枝豆は草丈20cmくらい。

●2011.6.3-9
枝豆3種を比べてみると、葉の形、茎の産毛の生え方など微妙な違いがある。

●2011.6.10-14
早生枝豆より茶枝豆の方が10cmほど草丈がある。 遅れて定植したビールがうまいはまだまだ。

●2011.6.15-17
早生枝豆、莢がふくらみ始めた。 茶枝豆は莢が出始め。 ビールがうまいはまだまだ。
ちょっとマルカメムシがたかっているが、例年に比べると非常に少ない。なぜ?

●2011.6.18-27
早生枝豆、もうすこし。 茶枝豆は莢が膨らみだした。 ビールがうまいはまだまだ。

●2011.6.28-7.3
早生枝豆、収穫OK。膨らんだ莢だけちょきちょき収穫と株ごと抜いて友人、お得意先に配るのだ。
茶枝豆はもうすこし。草丈は50cmを越え、今まで作った枝豆史上最大になった。
ビールがうまいはまだまだで、莢の数も少なく、収量もあまり期待できそうにない。

7/3日曜日、収穫に備えて畝の間の草刈り、黒マルチの穴から生えた雑草の草むしり。
黒マルチのおかげで、雑草の刈り取りが素早くできる。誤って株に鎌を入れてしまう事もない。 使えるぞ!黒マルチ!

●2011.7.5
早生枝豆初収穫。
いい感じに莢が膨らんでいるが、根本に近い莢はまだ膨らみかけ。
株ごと抜いて、根と葉を切りお世話になっている方に配達。

●2011.7.6-20
早生枝豆長者なり。 エダマメライフが続く。 塩ゆでして、密封パックで冷凍保存。冷凍庫はほぼ満杯。
収量は、切り取った莢の重量で計算。
20日ですべて収穫。株ごと差し上げたものは、一株あたりの平均収量で計算。
早生枝豆植え付け119株で総収量13.6kgを割ってみると、一株あたり114g。  2、3株枯れたがまあこんなもんかな。
例年に比べ、たかっているマルカメムシが少なかった。

収穫日
7/5
9
10
11
13
15
17
18
20
 合計 
収量/g
580
231
1,840
1,288
1,365
1,305
2,658
3,038
1,284
13,589

●2011.7.21-24
休む間もなく、茶マメが収穫期に入った。 こちらは例年通りマルカメムシがたかっている。莢も不揃い。
茶マメは、早生枝豆に比べ、草丈が50cmと大きく、収量も多い。 7株の平均収量で約152gと1.3倍。
塩ゆですると、早生枝豆とは違った独特のうまそうな香りがする。 味の違いは、正直ようわからん。 豆の薄皮は、確かにやや茶色い。

うちの冷蔵庫の冷凍室、および別の冷凍庫リストラ断行。 しかし、空き容量は決して多くない。
早く、旬を逃さぬうちに、配りまくるしかない。 そして、食って食って食いまくるのだ。
更に、ビールがうまい枝豆もそろそろ収穫時期に。

畑で葉と根を切り落とし、たかっているマルカメムシをふるい落とす。
持ち帰って、ジェットノズルで更にマルカメムシを洗い落とす。しばらく乾かしてから、虫食いを除いて、配る。
22日、4株。608g取引先に進呈。
23日、17株。約2.6kgお世話になった方々、知人に配る。
24日、19株。約2.9kgお得意先に配る。

●2011.7.25
緊急更新!
茶マメのエダマメについて、「味の違いは、正直ようわからん。」と昨日書いたが、訂正が必要となった。
今日昼に、昨日ゆでた枝豆を冷蔵庫から出して食ったところ、「あれえっ! うまいじゃん!」となったのだ。
今まで食した枝豆は、ふつうに枝豆であったが、これは明らかに違うのだ! 食欲を誘う香りに加え、味、うまみが確かに違うのだ!
ゆでたてでパクついた時は気づかなかったが、これが茶マメの実力なのか!

本日も朝収穫した茶マメ13株、約2.0kgを午前中お得意先に配ってきたばかりだった。
本来くいしんぼうの醤油屋は、リサイクル畑にある残りの茶マメをぜんぶ、一粒残らず、おれさま用にキープすることにした。
  「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
茶マメの枝豆のうまさは、醤油屋の心をねじ曲げるほどに魅力的だった。

ホームセンターの種コーナーで、何気なく選び、栽培したのだが、改めて検索してみると、醤油屋以外の人の価値観も変えてしまうことがわかった。 こんな感じ
もう普通の枝豆にはもどれないらしい。 おそろしく排他的な豆もあったものだ。
あ、畑には、まだ全くの未収穫のビールがうまい枝豆がずらっと。

●2011.7.26-28
茶マメも28日で収穫終了。遅いくらいの収穫。 87株定植し、約11.5kgの収穫
一株あたり132gの計算。 茶マメは草丈が大きく、風で倒れた株が10株弱あったため、実際の一株あたりの収量はやはり150gくらいか。

収穫日
7/21
22
23
24
25
26
27
28
 合計 
収量/g
808
608
2,584
2,888
1,976
304
152
2,165
11,485

●2011.7.27-8.7
最後にビアフレンドを収穫。
34株で、一株あたりの平均収量は、59.8g。 早生枝豆、茶マメに比べ実入りが悪い。
開花時期に水分不足になると、実入りが悪くなるそうだが、梅雨時で問題はなかったような気がするが、何とも言えない。
時期が遅かったのか、リサイクル畑との相性の問題か?
96株定植し、約6.2kgの収穫。最終的に、一株平均約65gの収量。

収穫日
7/27
8/3
8/7
 合計 
収量/g
95
2,035
4 ,120
6 ,245

●2011年エダマメ総括

  1. 早生枝豆約13.6kg、茶マメ約11.5kg、ビアフレンド6.2kg。総収量約31.3kg(莢のみ)。
  2. 茶マメのうまさには感動した。来年以降茶マメが主流になることは間違いない。草丈が高いので、倒伏防止策が必要か。
  3. 黒マルチは、かなり有効に雑草を抑制した。収穫も楽になった。
  4. 栽培時期に依るのか、早生枝豆にはマルカメムシがあまりつかなかった。

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