醤油粕でトマトは育つのか? 2008年
---------------最終更新日:2008.12.17
●2008.4.6
ポットに種を播いた。土は雑草から作った堆肥と昨年買った種まき培土の残りの混合。
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レッドオーレ コメリで購入。378円。 まきどき:2月下旬〜5月下旬 発芽適温:25〜30℃ 果は4〜5cm。重さ50g前後の中玉。 |
●2008.4.16
数本発芽。播いた土が堆肥だったので、雑草の種も一緒に発芽。
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●2008.4.27
現時点で発芽率は56.8%(50/88)。雑草が次々に発芽。ひたすらピンセットで抜く。
●2008.5.18
15cm程度に育った苗をリサイクル畑に4列、50株植え付けた。
根がよくはるように寝かして植えるのがよいそうな。
●2008.5.25
ヒマワリの植え付けに行ったついでに見てみると、寝かして植えたトマトがぐにっと曲がって天を目指していた。
すべての株が順調に成育中。 支柱用の竹を追加で切り出した。実に都合良く切り倒された竹林があるのだ。
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●2008.6.1
ぜんぶのトマトに支柱を立てた。 昨年は野放図に、縦横無尽に伸び放題にしたので、収穫時に足の踏み場がなくて苦労した。
今年はわき芽かきを心がけ、一本立ちを目指そう。
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●2008.6.13
2番絞りかすを運んだついでに、10日ぶりで見るとやはり雑草に没しかけていた。
とりあえず草を刈って、ひっこぬいてすっきりとした。40cmくらいに成長。
他の作物は、乾燥防止に“敷き雑草”を試みたが、トマトは厳しく乾燥気味に育てるのだ。 甘く育てよ。
わき芽かきが遅れたため、二股、三股に育ってしまったものが多い。しっぱい、しっぱい。
支柱にひもでゆるめに固定し、わき芽(上図)をとる。
すでに花が咲き、緑色の小さな実も付き始めている。順調。
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●2008.6.23
トマトのわき芽かきが最近の夕方の日課となっている。
初期の取り損ねたわき芽から横にどんどん成長し、畝の間を歩くのが次第に難しくなってきている。
畝の間隔をもっと取るべきだった。昨年の教訓が今ひとつ活かされなかった。失敗なのだ。
成長にあわせて支柱にひもで固定するのだが、トマトの成長を甘く見ていた。支柱短すぎ。
地上1mを超えるともうダメ。1.5mくらいにすべきだった。
●2008.6.27
直径2cmくらいに成長した青いトマトがそこここに。
やっぱりわき芽かきは欠かせない。小さな芽のうちに取っておかないと、気づいたときはとんでもない方向に成長していたりする。
●2008.7.6
初期のわき芽かきが遅れたため、横に成長した枝葉が広がり、畝の間の行き来が困難になりつつある。
とりあえず成長しつつある先端の芽を落とすことにした。
支柱の高さを超え、自由に伸びつつある。
昨年の品種は直径3cmくらいだったが、今年のレッドオーレはやや大きく、直径5cmを超えてもまだ青いままだ。
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●2008.7.9
実が色づき始めている。防鳥ネットを張らないと。
●2008.7.11
タヌキとカラスの食害であえなくついえたトウモロコシ長者の夢の跡をトラクターで耕した。
ヤツらのターゲットがトマトに移るは必定。
防鳥ネット(9×18m/880円/ナンバ)購入。麻縄(4.5mm×330m/848円/コメリ)購入。
杭は廃材を切って調達。週末設置の予定。
●2008.7.13
ネット半分のみ。足りないので買い足す。防鳥ネット(9×18m/898円/コメリ)購入。
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●2008.7.14
ネット完成。これで一安心。
トマトも初物を2個収穫。大きさはゴルフボール大。冷やして食べると、あ・ま・いー。
今週からどんどん収穫できそう。お得意様や友人に配りまくるのだ。
虫食いのあるトマトは、早めにちぎって草むらへぽーんだ。
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●2008.7.15
ネット突破される。
ネットを固定した麻縄を食いちぎり、あっさりと侵入、まだ青いトマトを食い散らかした形跡が。
トマトの畝にはけもの道が開通。 ただ、トウモロコシほど好みでなかったのか、被害は少ない。
空からの襲撃は防いでいる。
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●2008.7.16
トマトがいい色になってきた。下の方の実から熟れてきている。
完熟まで待てずに8個収穫。 ネットのあちこちに穴が・・・・。
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●2008.7.25
とれ放題。タヌキの食害も多少はあるようだ。
今年は例年以上に気温が高く、乾燥した天気が続き、日差しがまぶしい。が、ことしも水やりは一切しない。
乾燥したところに雨が降るとトマトが実割れを起こすのだが、雨も降らずに実割れが多数発生。 なぜに?
割れたところから傷んだり、虫がついたりするので、早めに収穫。
良さそうなものはパックに詰めてお得意先に配った。
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●2008.8.10
畝の乾燥防止とトマトの日焼け防止に雑草をほうちしているのだが、畑の外の草は刈らないといかんなー。
盆休みには刈るのだ。今年のレッドオーレ、甘みに関してはまあまあ。ま、ほうちプレイ基本だからしょうがない。
●2008.8.24
先週あたりから朝夕が過ごしやすくなったので、早速畑周辺の草刈り。
トマトの方はというと、タヌキが倒したのか、実の重さで倒れたのか、はたまた夏の暑さと乾燥にたえられなかったのか、倒れて枯れた株が3割近くある。
間違いなくタヌキが第一の問題なのだが、次に“実割れ”の問題もある。
今年は、たいして雨も降らないのに青い身のうちから割れたものが目立つ。品種の問題なのか、気候、栽培条件などの問題なのか。
木熟れのいい感じの実をもいでみたら、裏がパックリで傷みかけ、というのが実に多い。
検索してみたら、日本デルモンテのサイトに“トマトの実は、土壌の水分が急激に増えると割れやすくなります。そこで、水やりはこまめに行うようにしてください。また、雨の他にも水やりの際、トマトの果実に水がつくと実割れの原因になりますので、なるべく水がかからないように株元にやってください。実が熟すと特に割れやすくなるので、実が赤くなったらすぐに収穫するのがコツです。”とある。やっぱ屋根がいるのかなー。
うーん、来年は規模を縮小して屋根を作ろうかなー。
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●2008.9.7
今年のトマトもそろそろ終わり。
収穫が大変なうえ、実りも少なくなり、あとはあきらめようと思う。
昨年、支柱なしで横方向に育ちすぎ、収穫が困難だったのと同様の収穫しづらさがある。
畝の間に十分歩ける余裕をとればいいのだか、そうするとネットで囲う面積が倍以上になってしまう。
タヌキ、スズメ、カラスなどの脅威がなければ、栽培面積を広げ、管理、収穫もし易くなり、収量アップも簡単だろう。
そんなこたぁ夢だ、儚い夢だ。
●2008.10.28
もうニンゲンは採っていないのだが、実にしぶとく(?)トマトは生き残っていた。
雑草とカボチャと勢力範囲を争いながら、けなげに実をつけている。
ほうちしていた9,10月いっぱい、いろんな生き物の食料となっていたのだろう。
つまんでみようと思ったが、なかなかよいのがない。
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●2008.12.17
11月中旬から約1ヶ月、リサイクル畑を完全に放置して醤油の仕込みに没頭しておりました。
行ってみると、雑草もトマトも滅びておりました。
青い実をつけたまま立ち枯れておりました。合掌。そして今年くれた実りに感謝。
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●2008年度トマト総括
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