玉島は、岡山県倉敷市の南西部の海岸沿いに位地する港町です。江戸時代より港町として栄えていました。今現在は、沿岸部に作られた埋め立て地が工業地帯として栄えています。また工業地帯に【玉島ハーバーアイランド】といわれる、貿易を焦点とした人口島の建設が進んでおり、中国地方・岡山の玄関口として将来期待がよせられています。 | ![]() |
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玉島の町は、回船問屋の蔵や茶室が並び、倉敷美観地区の様な美しい町を創り出しています。この町並みは現在、岡山県の町並み保存地区に指定されています。 |
その他玉島は良寛さんの修行の地として、全国に広く知られています。その修行の場というのが『円通寺』。円通寺は、玉島の白華山にあり、今も玉島の観光地としてにぎわっています。 | ![]() |
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玉島近海は江戸時代のはじめ寛永年間(1624)から寛文10年(1670)松山藩主(高梁)水谷氏によって干拓されるまでは島が点々と浮いている浅瀬の海でした。 その干拓もまだ行われておらず、点々と島を浮かべていたと思われる寿永2年(1183)閏10月1日、この地玉島で、歴史に残る合戦が繰り広げられました。それが、『水島源平合戦』です。この戦いは数多い源平合戦の中でも唯一平家の勝利した戦だと言われています。この戦いの記録は、水玉ブリッジラインの玉島大橋のふもとに碑が掲げられています。 |