線に内在する力に戻る
人間の視覚
人間の視覚は混然の風景の中に自身の興味ある形を探し求めて心的イメージと
外景の中にある諸々の物象の中に一致するものを求める。
食べ物を探す、敵から逃れる、等の生命活動に必要な認識。
同じ形のものを追い求める、又は混乱した中からそれを抽出する。
大なる形と小なる形の比例調和を本能的に認識する。
内的な視線の移動、色に対して同色の配置の均衡と調和。
筆の運筆により皴擦は画人の心のタッチによって表現される。
大なる形の中に同じ法則によって表出される小なる形が内包される。
結晶においては明確に表現される。
心はその特徴的な部分の調和に向けて本能的に活動する。
そのように心の視点を移動させる。
不定形の形の増殖
貝の成長
フレーザー渦線
同じ形 同じ色を追い求める。
大きいものから小さいものへと視線を集中させる。
最初に視線が行った形の近くの相似形のもとへと心が飛ぶ。
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相似形の仲間を探す認識作業を瞬間的にする。
動物又は植物、目的とする形を求める。
混沌とした自然界の中に求めるものを投射、一致の分析、
大きさによって位置関係を連続的に判断する。オートフォーカスと
照準合わせと行動への準備。
感覚の分析 エルンスト・マッハ著 須藤吾之助、広松渉訳 法政大学出版局
メッツガー 視覚の法則 盛永四郎訳 岩波書店
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