画論 古原宏伸著 明徳出版
p5
作品に立脚しない誤読曲解によって生じた混乱は作品のみならず画論自体の解釈にまで
定論をみないことになった。抽象的な形容句の羅列で画を理解したとする錯覚が普通となった。
P121
制作論
王*等の逸格体の画家群について
P122
然る後に筆墨を以って勢いに随い開決して峰ラン島*の状をつくる
P123
そうした後に筆と墨で大勢に随って形を定めてゆき山々や大小の島々の形状を描き上げるのである。
p124
逸格体の画風は後の北宋に至って描く者の全人格を投入するに足る、また表現し得る
芸術という新たな造型理念を与えられて正統画風と肩を並べて時代を制圧する完全な
勝利を獲得したのである
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P122、123の部分は現在我々が行っていることと共通の思想がある