文人画粋編 7巻
中田勇次郎 文人画論集 中央公論社 1982年

四王呉*の画論
雨窓漫筆
第四則
 竜脈(画の山脈の起伏をいう)の開合起伏をいい、その姿に
体と用の2種あることを説いている。
第五則
画を作るには気勢、輪郭を考慮しなければならないことを説く。
「必ずしも好い景色を求めなくてもよい。また必ずしも旧稿にこだわらなくてもよい。
もし、開合起伏において法を得、輪郭、気勢がすでに合しておれば、
脉絡が頓挫転折するところに、天然の妙景がおのずから出て、古法に悟合するものである。」