博多の総鎮守櫛田神社ご祭神の素盞鳴命を祀る
奉納神事である博多祇園山笠。
そのクライマックスである「追い山」見物。
2日間(7月14日、15日)のバスツアーに参加しました。
既に公式スケジュールの7月1日から15日の追い山
まで博多っ子の熱いドラマが繰り広げられています。
先ずは宿泊の中洲のホテルから歩いて10分の
櫛田神社に参拝することにしました。
14日のこの日は「流舁き」といっていくつかの町が
一つになった流(ながれ)と呼ぶ集合体が
夕方からそれぞれの区域で「舁き山笠」の
最終調整を行うとなっています。
幸運にも追い山の出発地点となる櫛田神社で
午後5時から20分の間で土居流と西流の
櫛田入りの予行演習の模様を見ることが出来ました。
水法被に締込みの男衆や子供達が緊褌一番、気合十分。
「オイッサ」の掛け声でドドーット集団で駆け抜ける様は
真に勇ましく迫力があります。
翌15日の追い山の日は櫛田神社の周辺は午前2時から
大観衆で入れませんよとの助言でコース途中の
旧西町筋で見物することにしました。
ここは通りが狭く道幅一杯に山笠が目の前を突進するので
私の未熟なカメラ操作では上手く撮れませんでした。
公式サイトや西日本新聞社などのサイトでは
詳しく伝えています。
私のページでは初めての追い山見物として
ご覧いただければ幸いです。

7月15日追い山、午前5時45分ごろ、旧西町筋を駆け抜ける
六番山笠西流
一番山笠恵比須流が過ぎたのが午前5時22分ごろ
最後の七番千代流まで約30分。
舁き山笠七流の走りに拍手歓声が沸き起こり、勢い水も飛び散ります。
博多祇園山笠に人々は陶酔、賛嘆。


櫛田入りの最終調整を行った流(7月14日「流舁き}の日) 

太鼓の合図で二番山笠の土居流が本番さながらに勇ましく櫛田神社の清道に駆け入ってきました。
上右は清道旗を回ったところ。山笠の表題は智将幸村夏之陣



六番山笠の西流が招き板を持った先走りの子供達に続いて勢いよく駆け入ってきました。
山笠の表題は鍾馗煌明破魔剣



飾  り  山  笠  公  開

飾り山笠は櫛田神社の常設を除いて7月1日から市内13ヶ所に登場展示されます。高さ15mほどの巨大な山笠。
人形師の見事な作品に魅せられます。下の写真は見たものの一部です。

 
勧進帳(博多リバレイン)

 
山内一豊名馬誉(川端中央街) 羅城門(上川端通) 菅原伝授手習鑑(東流)