ここは、鳥取市と県境を接する但馬地方兵庫県新温泉町(旧浜坂町)久谷区、三方山に囲まれ
戸数約60戸、人口約300人の美しい自然の農村地帯です。
9月15日の久谷八幡神社の例祭の日にツァーでやって参りました。
同神社は「久斗の庄の一の宮」とも呼ばれる由緒ある神社です。
…秋の例祭に奉納される「ざんざか踊り」は別名「太鼓踊」と呼ばれ
伝承や歌詞から室町時代末ごろまでに成立したものと考えられており、但馬地方に残る
ざんざか踊りの中でも古い形態が伝えられている。(町案内板参照)…
この日、神社で「五穀豊穣」「氏子安全」を祈願して中高生8人が踊りを奉納したあと
二組に分かれ、また神輿渡御に合流したりして各戸の庭先で踊り氏神の祭りを祝います。
中世の風流を伝える衣装。下駄を履いているので、緩やかな調子で踊ります。
神輿渡御は、若者の担ぐ「榊」の神輿を先頭に子供たちが綱を引く太鼓や鉾、社名の幟を
立てた山車、中高年の担ぐ神輿が地区内各戸を回ります。
各家庭では行列の一行や踊り手を迎えて飲み物やお菓子など心づくしの
おもてなしをして祭りを祝います。
地区内あちこちでひろがる日本の心の原風景に私たち旅人も心が和みます。

当日の祭りの動画をBlog「とっさんの備忘録」でご覧になれます。



先達の「榊」は元気いっぱいの若衆が担ぎ走り回ります。
各戸の庭先に「榊」をドスンと置いて、大声で呪文のようなことを言って
揺り動かします。
家内安全などの祈願をこめているのでしょう。

続いて鉾や太鼓、社名の幟を立てた山車は子供たちが綱を引いて
います。

各家庭では庭先、縁先を開放して行列の一行を迎えます。
飲み物、菓子など心づくしの御もてなしに心が和み、
秋祭りのムードは、美しい自然と共に
村民の優しさに包まれます
御輿は中高年の方が担いで山車の後に続いて
神輿渡御の役を担います。


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