岡山県のほぼ中央の山間農村地帯にある境神社の秋季例祭で、獅子舞、宮棒の奉納がありました。
ここ境神社からは、日本棚田百選の大垪和地区、古刹両山寺にも近い所です。
この時季、秋の収穫も終わり近郷の宮々では収穫を感謝する秋祭りが盛んです。
旭川流域では獅子舞が各地にあり、宮棒といわれる棒術も獅子舞に付随して行われます。
ここ境神社の獅子舞は、同町の一の宮八幡神社の獅子舞と対で県の重要民俗文化財に指定されています。
一の宮八幡神社が雄型の舞で、こちら境神社が雌型といわれており、どちらも忠実に伝承がなされているそうです。
獅子舞、棒術は、境内、お旅所、鳥居前の道路の3ヶ所でたっぷり行われます。
ご神幸には、子供神輿も登場し、氏子の皆さんが家族的な雰囲気で祭りを楽しんでいるほほ笑ましい光景に
心癒やされるものがありました。


獅   子   舞

太皷、笛、鉦のリズムに合わせ、優雅に時には荒々しく舞い神秘の世界に誘います。
案内板によると舞は、御拝、さんば、しゃぎり、道中、あそび、いさみの6種類とあります。


   棒       術 

二人棒  左から右へ軽業的要素が入ります。