物見神社花まつり
津山市加茂町物見  2006.10.22
平成17年2月苫田郡加茂町は津山市
と合併しました。旧加茂町は町の90%が山林という
緑の濃淡が美しい山々に囲まれています。
ここ物見の集落は東は鳥取県智頭町に接し、
県境の物見峠に通ずる県道6号線の坂の
入口付近に開けた、戸数70戸ほどの山村。
物見神社の秋祭りには氏子の物見奥、物見北、
古屋の3地区から一種の山車と見られる
「花」が奉納される行事があります。
棒の先を風車や造花で飾り、竹を柳の枝のように
垂らし、名前を書いた短冊や色紙を付けて
風流な花傘といった感じで綺麗で清清しい
雰囲気が境内に漂います。
午後2時前から神職2名、地区総代など役の方達
20名ほどが参集。礼服に威儀を正して神社と
近くのお旅所で神事を行った後の午後3時ごろ、
太鼓のドーンと響く一打の合図で待ち構えていた
参詣者は「花」に突進し、飾り物や竹をもぎ取ります。
飾り物は神棚に供え無病息災を祈り、竹は輪にして
屋根に投げておくと火災除けになると言われています。

ともあれ鳴り物は二人で担ぐ宮太鼓一つ。
なんの賑やかしや誇張もありませんが
敬神の心と祭りの様式も簡素で美しさがあり、
また地区の人々の家族的で
暖かい心情溢れる祭りと感銘を受けました。
同じ津山市の阿波八幡宮の花祭りと共に
岡山県指定重要無形民俗文化財。





集落を走る県道6号線、手前物見峠へ続く

子供達を乗せて花自動車が行く 物見神社と社叢境内には巨木が並立し
樹高25メートルのモミの名木があります。

3地区から「花」が奉納されています。

「花」浄め
御神幸
太鼓をを先頭に榊、花とお旅所へ向かいます



御神霊が移されている傘鉾が続きます。

お旅所での神事 お旅所からの還御

お旅所から帰った「花」は社殿を3周視し、再び境内に据えられます。太鼓の合図で待ち構えていた参拝者が一斉に造花の花や風車、
シオレ竹の奪い合いが始まります。



みんな夫々何かを手にしました。
子供だけ対象の菓子投げ
最後は大人も入っての餅投げ
花祭りのフィナーレです。