宗忠神社の御神幸は、時代衣装をまとった約千人の崇敬者が
御鳳輦を中心に1キロに渡る行列をなし、絢爛華麗な時代
絵巻そのままに、宗忠神社からお旅所の後楽園までの
市中を往復約12キロの御巡幸です。
行列には就実学園、岡山東商高、天満囃子(大阪)、阿波踊り
(徳島)、よさこい踊り(高知)、今治お祭り音頭(愛媛)も
加わって、道中やお旅所の後楽園で奉賛芸能を繰り広げ
観衆を魅了しました。
御神幸は、御祭神・宗忠神(黒住教の始祖・黒住宗忠
(1780〜1850))生誕の地に宗忠神社が明治18年
(1885)に鎮座されたのを記念して、明治19年に
御祭神が在世中に神職を務めていた今村宮に報告の
ため、御鳳輦の渡御したのが始まりとあります。
今では、宗忠神社奉賛会・岡山商工会議所主催の
岡山市の春の一大イベントになっています。


御   神   幸        行列の一部です