岡山市沖元町の沖田神社の末社道通宮の伝統行事子供会陽の参観
に始めてやって参りました。
この神木争奪戦の子供会陽は人気も高く、当神社もその由緒ある歴史から
多くの信仰を集めているようで
当日は大勢の参拝者で大賑わいを呈していました。
奉賛会の皆さんの甘酒、豚汁の温かい接待を受けることもできました。
この会陽は、天下の奇祭西大寺会陽の1週間後の日曜日に行われています。
以前は大人の会陽でしたが、昭和30年(1955)から子供会陽に変容しています。
当日は200人ぐらいの男児の参加がありました。
いずれにしても、この勇ましい行事は児童の心身鍛錬に前向きなな感情を
芽生えさせるでしょう。
(写真は道通宮)
会陽参加の男児一行は掛け声を
かけながら
幼児を先頭に肩を組んで列をつくり
近くの百間川のこりとり場に行き、
身を清めて
神社の会場広場に帰ってきます。
参加男児は幼児と小学1.2年、
同3・4年及び同5・6年の
三つのグループに分け会陽会場も
グループ別にロープで仕切られた
中に入ります。
小学2年以下は
赤のまわしを締めています。
赤のまわしが神木の投げられる
特設舞台の
紅白の幕の前で安全を期しています。
神木投下は、午前j11時40分から
景品神木130本と副神木20本の
投下があり、
続いて正午から本番の
本神木投下予定で
進められました。
本番の本神木の2本は、
小学3年以上で
争奪戦が行われ熱闘が
展開され、2組の渦が出来ましたが、
そのうち1本は5分程で取りぬけ
ましたが、他の1本は大人顔負けの
激しい争奪戦のうえ、15分ほどかかり
決着がつきました。
取った神木は四隅にいるオレンジ色の
法被を着た奉賛会の人に
渡せば福男となります。
‥‥‥‥‥
 撮影場所から熱闘場面が上手く
撮れませんでしたが
 写真上    会場に入る幼児たち。  
 写真中    神職の投げた副神木に
        飛びつくところ。
 写真下   本神木で激しい争奪戦が
          行われているところ。    



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