岡山市東区 西大寺観音院修正会結願の日2月20日の宝木(しんぎ)投下の はだかまつり に参集した裸の男衆は約9千人といわれています。
この日午後4時ごろから7時半ごろまで「少年はだか祭り、」踊り連による「演舞」、「会陽太鼓」、「会陽冬花火」とつづいて盛りあがってきました。
裸の男衆の集まる前、奉賛会の人たちに誘導されて晒をまいて白襦袢を身にまとった女性参加者が水垢離をして境内を回っている
敬虔な信仰の姿を見て、このはだかまつりを観光気分で見るのでなく庶民の信仰から生じた祈りの宗教行事として
見れば更に深い味わいと感動を覚えるのではないかと私なりに感じました。
熱気で湯気の立ち込める本堂の照明が消えた午後10時、お福窓から2本の宝木が投下されると本堂の大床から裸群は雪崩を打って
下に崩れ、大きな渦が動き回りますます。その勇壮な争奪戦の模様はBlogの動画でご覧下さい。
この大渦も投下後十数分ぐらいで消えていき、宝木が境内の外へ出たという放送もありました。
500年も続く壮大な伝統行事 はだかまつり は十分に見応えがありました。


上下の画像は宝木投下前のものです。動画はこちら「とっさんの備忘録」でご覧ください。


目次へ戻る