国道53号線から車で2.3分で志呂神社
に到達します。
ここは、県指定郷土自然保護地域の
三樹山の麓に近い中腹に開けた
志呂神社の境内。左の写真の右方向に
社殿や新築の休憩所があり、ここは
運動場のように広々とした境内です。
背後の三樹山には原始的植生に近い
常緑広葉樹林が広がり、境内も秋の
陽光を受けて照葉がステンドグラス
の様に美しい。

宮司を含め神職5人、幼児から古老に
いたるまで役目を持った氏子地区挙げての

秋祭りです。
神社の由緒、特殊神事、自然環境など
岡山県神社庁のサイトでご覧ください。



社 殿 と 本 殿 祭・京 尾 御 供(ごくう)
表参道・随神門から見た拝殿を望む
皆、左方向からの自動車参道を
利用。収容台数200台
拝殿と本殿。画面には写ってないが、
手前に新しい休憩所と大広間のある
氏子会館が建てられており、氏子
地域の広いことを窺わせる
本殿祭
御供えを取り下げる撤餞の儀。
巫女さんは中学生。

氏子の京尾地区から出される三宝に
盛った御供。左側が男女の陰陽を
模り、右側上は丁銀
(江戸時代の貨幣)
を模っている。他に柚子、米飯、箸。
県指定重要民俗資料

御 神 幸 お旅所は境内の広場の端100m西方向です。
御神幸出発前に少年少女らによる棒遣いの奉納。
この地域に発祥した竹内流棒術の影響があります。

雌雄の獅子舞の奉納。一組には後
ろを少年が務めています。
囃子の鉦を打つ幼児も
一役買っています。

神輿出発。白装束の大きい神輿に
御神霊が移されています。
 年配者たちは大幟をお旅所まで運び
 ます。
他に弓持など付いてきます。 →
道中棒遣い、獅子が先払いを
務め
何度も演技します。
その間、子供
神輿も登場し大賑わいとなります。


お旅所で神事の後、棒遣いの奉納には、四本棒やOBによる模範演技も
登場し、攻防の形に迫力があります。
獅子も囃子に乗って軽快に舞い踊ります。

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