ユールネヴァーノー(4歳500万・牝)
 父コマンダーインチーフ
 母ノーノーネヴァー
 栗東・松田正弘厩舎
 成績:0−0−2−7(成績詳細)


総額2,625万円・1口52,500円
(500分の2口所有)


【2003年2月】
1/3 坂路コースで軽めの調整。73秒台、あとは相手関係と運しかない。小倉まで軽い調整に終始。

1/9 調教 助手 坂路コース55.0−40.3−26.6−13.1馬なり。変わらず順調だが、おそらく来週は除外だろう。

1/12 調教 助手 坂路コース62.4−45.9−30.4−15.0馬なり。

1/16 調教 助手 坂路コース59.0−42.4−27.2−13.0馬なり。今週投票したが、除外。

1/22 左前の屈腱炎再発、昨日の調教の後、かなりの腫れで、診療所に行く事も容易ではない。31日に引退予定となった。

1/30 「勝てなかったのは残念やけど、本当にあの脚でよう頑張ってくれた」(松田正師)。「そうやな、よう走ってくれた。この後はどうなるの?」(助手)。繁殖入り。頑張った甲斐があった、と言うもの。

1/31 登録抹消。


【2003年1月】
12/4 調教 竹之下 坂路コース56.0−41.0−26.9−13.5末強め
 今週の中京(ダ)1700mに。「脚はもっているが、これは馬自身が気を遣って走っているから。それだけに今一歩上に来れんのやろ」(松田正師)。

12/7 レース 3回中京3日目4R曇・良 牝馬・500万下 ダート1700m。1分49秒7。15頭中9着。竹之下(53) 476kg(0)。
 スタート良く、好位を追走したが、向正面より後退。直線もいつもの伸びが見られなかった。

12/11 坂路コースで軽めの調整。今週も入れる。やはり小回りでは厳しい面がありそうだ。

12/15 レース 3回中京6日目5R晴・良 牝馬・500万下 ダート1700m。1分49秒0。13頭立て3着。竹之下(53) 482kg(+6kg)。
 道中外を揉まれずに好位を追走し、4角から追い上げ直線しぶとく伸び3着に健闘。「もう少し前が速ければ良かったのですが。馬込みを気にするタイプではありませんが、外を回った方がスムーズでした」(竹之下騎手)。

12/18 今週も入れるが、おそらく除外。除外なら小倉に行く予定。

12/24 「小倉に行くぞ。現地競馬の方が、気性の勝った面のある馬だし良いかもしれんぞ」(松田正師)。現役続行。

〜12/31 坂路コースで軽めの調整。


【2002年12月】
11/1 調教 助手 坂路コース62.6−45.9−31.2−16.1馬なり

11/6 調教 助手 坂路コース54.2−39.2−26.0−13.2馬なり

11/9 レース 3回福島3日目6R曇・良 500万下(ダート1700m) 1分48秒2。13頭立て3着。竹之下(53) 478kg。

11/20 調教 助手 坂路コース53.6−38.9−25.6−13.1馬なり。ヴァレノワール(2歳未勝利)一杯を1.1秒追走同入。

11/23 レース 3回福島7日目6R晴・良 500万下(ダート1700m) 1分48秒5。13頭立て5着。竹之下(53) 476kg(−2kg)。

〜11/30 軽めの調教。

 「ホンマに脚が悪いんかいな」と思わずそんな思いがよぎってしまう。こう申し上げては何だが、屈腱炎でこれ程脚元が丈夫(?)な馬を見たことがない。それに加えて福島での出走回数。3歳未勝利馬は秋の福島2開催で2走出来れば良い方だが、本馬は何と5回も出走。脚元と同様、こちらも「ほんまかいな?」と言いたくなる。しかも疲れ知らず、毛艶もピカピカの状態で、手入れの良さと健康状態の良さを物語っている。今少し前に付いて行ければ何とかなるのではの思いはあるが、やはり本馬自身が脚元を庇ってのものなのだろうか。小回りの福島に比べて、追い込みの届く中京なら・・・との思いもある。


【2002年11月】
10/1 栗東トレセン在厩。

10/2 調教 助手 坂路コース57.3−41.8−27.5−13.5馬なり

10/5 レース 2回福島1日目3R晴・良 牝馬・未勝利(ダート1700m) 1分51秒1。13頭立て10着。竹之下(53) 482kg(−4kg)。

     連闘のため中間軽め。

10/12 レース 2回福島3日目2R晴・良 牝馬・未勝利(ダート1000m) 1分01秒0。12頭立て5着。竹之下(53) 478kg(−4kg)。

10/24 調教 助手 坂路コース58.3−43.2−27.9−13.6馬なり

10/26 レース 2回福島7日目6R曇・良 未勝利(ダート1000m) 1分00秒8。12頭立て8着。竹之下(53) 478kg。

 脚元さえ持てば、何走かすれば勝ち上がるのに時間は必要ないと思っていたが、福島でのレース内容は今ひとつ納得がいかないものがある。聞けば、やはり脚元を気にしており、自身で庇って走っているとのことであった。この福島開催、除外ラッシュであるが、3度の出走機会を得る運の強さを発揮している。今後は500万下での出走となるが、3回福島のワンチャンスに賭けることになった。


【2002年10月】
 9/1 レース 3回小倉8日目2R晴・良 未勝利(ダート1000m) 1分2秒7 14頭立て7着 藤井(53kg) 504kg。

     連闘のため中間軽め。

 9/7 レース 4回阪神1日目3R曇・重 未勝利(ダート1200m) 1分13秒7 16頭立て4着 藤井(53kg) 486kg(−18kg)

 9/18 調教 坂路コース53.7−39.9−26.5−13.4馬なり。ニシノザイラー(新馬)叩き一杯を2.5秒追走同入。

 9/25 調教 坂路コース53.0−39.5−27.1−14.2馬なり。ニシノザイラー(新馬)叩き一杯に0.1秒先着。

 正直、左前脚の屈腱炎で再起は厳しいのでは、と思っていた。関係者の苦労の甲斐があって小倉でのデビュー。レース内容も、終いから伸びた脚に見所があったが、それよりレース後の方が心配。「脚元は何ともない」のコメントにホッと胸を撫で下ろした。2走目の阪神、叩いての変わり身は充分にあると思えた。ところが痛恨の出遅れ。やはり脚元を気にして、ゲート練習をあまりやらなかったのが災いしたか。しかしながら4角後方から直線一気に伸びた脚は、未勝利馬のものではない。「良くなることはないなぁ。何とかもたせてみせるよ」とは厩務員の弁。阪神戦の除外は痛いが、福島では勝って帰ってくる。


【2002年9月】
 8/1 栗東トレセン在厩。

 8/4 調教 助手 坂路コース60.2−43.9−28.8−14.6 馬なり

 8/9 調教 藤井 栗東E良14.0、13.5、15.7ゲート 馬なり

 8/14 調教 助手 坂路コース59.0−43.4−29.0−14.6 馬なり

 8/21 調教 助手 坂路コース53.3−38.8−26.1−13.6 一杯。ロージスティング(3歳未勝利)一杯に0.2秒遅れ。

 8/28 調教 助手 坂路コース58.5−43.1−29.0−14.6 馬なり

 9/1 レース 3回小倉8日目2R晴・良 未勝利(ダート1000m)1分2秒0 14頭立て7着。藤井(53) 504kg。

 正直、左前脚の屈腱炎再発の不安はあったが、帰厩後は調教を重ねても、これといった不安もなく進めることができた。プールと坂路を併用し、馬体も絞れ、21日には坂路で53秒台の終い13秒台の時計を出した。ようやくデビュー態勢も整ってきたので、2回小倉5日目に投票したが、あいにく除外。8月31日の小倉(ダ)1000mでデビュー戦を迎えた。レースでは、出遅れて最後方からの競馬となり、直線もなだれ込むだけで終わってしまうかと思われたが、大外から追い上げ7着に入線した。脚元の不安もあり、ましてや実践ではどうかの疑問もあったが、上がり37.1秒の脚を見せるあたり、やはり能力はかなりのものがある。これで脚元が何ともなければ、チャンスはあるはずである。


【2002年8月】
 7/1〜9 目名トレーニングセンターにて。常歩1000m。ダク3000m。キャンター1500m。ウォーキングマシーン30分。

 7/10 栗東トレセンへ向け出発。

 7/12 栗東トレセンに帰厩。

 7/13〜31 坂路コースで軽めの調整、プール調整。

 7月12日に栗東トレセンに帰厩した。左前脚の不安は完全に去った訳ではなく、万全の状態ではないが、確かに休養前に比べれば良化はしている。ただ、まだ腫れぼったく熱の方も少しながらある。坂路コース、プールと慎重に調教を進めており、今のところ脚元を気にする兆候はない。問題は今後、強い調教を積んでいった時にどうかということで、正直こればかりは”やってみなければ解らない”というのが本音である(かえって強化されて良くなった例も少なくない)。雨などで馬場が悪い時はごく軽めにし、プール調整に切り替えるうなど、復帰に向けて関係者も必死の努力である。本馬には何とかその思い応えて欲しいものである。


【2002年7月】
 6/1〜30 目名トレーニングセンターにて。常歩1000m。ダク3000m。ウォーキングマシーン30分。

 5月末のエコー検査では、患部の腱繊維がなだ細いため、無理はしないでじっくり乗った方が良いとの診断だったので、キャンターは始めずに今月はダクを3000mに延長して乗り込んでいる。トレーニング中は脚元を抑える仕草もないし、本馬自身は走る事が楽しいという感じで元気な様子。29日にエコー検査を行なった結果、極端に良化しているとまでは言えないものの、悪化している様子もなく一安心。近く帰厩の話も出ている。


【2002年6月】
 5/1〜31 目名トレーニングセンターにて。常歩30分。ダク1000〜2000m。ウォーキングマシーン30分。

 じっくりと本馬の状態を確認しながらトレーニングを進めている。5月12日までは常歩のみで進めていたが、13日からはダク1000mを追加したカリキュラムを開始した。そして、20日には更に1000m延長したが、気になる脚元は現時点では問題はない。ただ、故障する以前のようにスカッとした感じはないのだが、本馬自身は気にする様子もなく、熱感もないのでこのまま進めて行く予定である。


【2002年5月】
 4/1〜30 目名共同トレーニングセンターにて。常歩30分。ウォーキングマシーン30分。

 今月も引き続き屋外コースで常歩をじっくりと乗っているが、脚元は問題ない。乗るようになってからは馬体にも徐々に張りが出てきたように思われるので、乗り運動の効果は着実に現れているようだ。今後はダクを開始し、キャンターへと移行する予定。帰厩へ向けてピッチを上げた時に問題がなければ良いのだが、これだけじっくりと手を掛けて進めているので、本馬もその期待に応えてくれると信じている。


【2002年4月】
 3/1〜17 目名共同トレーニングセンターにて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

 3/18〜31 常歩20〜40分。

 3月前半は先月同様にウォーキングマシーンによる運動を行なってきたが、18日から乗り運動を再開した。まずはエコー検査を行ない、患部が以前と比べてどのようになっているか調べたが、患部の状態は大分良くなっているとの事。しかし、触診するとまだスッキリという感じはないようだ。あとは現在の腱を鍛えていくしかないのだが、このまま順調にトレーニングを消化して欲しいものだ。


【2002年3月】
 2/1〜10 岡田牧場にて。舎飼い。

 2/11〜28 ウォーキングマシーン30分(午前、午後の計2回)。

 1月下旬にブリスター治療を施したため、舎飼いを行なってきた本馬だが、2月11日よりウォーキングマシーンによる運動を再開した。ブリスターを塗ったので皮膚がボロボロの状態になっていたが、現在はその部分もきれいになっている。見た目は右脚のようにすっきりとした感じではないが、これは仕方ない。あとはどれくらいその部分の腱を強く鍛えていくかになるだろう。


【2002年2月】
1/1〜20 岡田牧場にて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

1/21〜31 ブリスター治療後、舎飼い。

 先月同様、ウォーキングマシーンによる運動を続けている。患部を触診すると、まだ良好というところまできていないので、21日にやや強めのブリスターをかけた。そのため、ウォーキングマシーンによる運動はお休みとなったが、来月からはウォーキングマシーンによる運動を再開する予定である。とにかく時間の掛かる疾患なので焦らずに進めていくしかない。馬体が大きい馬なので、あまり太らせないように気を付けている。


【2002年1月】
12/1〜31 岡田牧場にて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

 今月も舎飼いとウォーキングマシーンによる運動を続けている。現在は患部に熱もないので、1日2回ホットバンデージを巻いている。ホットバンデージを巻く事によって患部の血の流れが良くなり代謝も良くなる。大分良化してきたが、この疾患は再発する可能性が高いので焦らずに行ないたい。あまり馬体を重くすると脚元に負担が掛かるため、飼い葉はやや抑え目にしているので太め感はない。17日に松田正弘調教師が来道した時に本馬を見て行かれたが、「無理はしないように」との指示を出して帰られた。


【2001年12月】
11/1〜30 岡田牧場にて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

 引き続き舎飼い中心で過ごしている。患部はどこがと思う程すっきりしており、熱も全くない。毎日ウォーキングマシーンによる運動を行なっているが、歩様にも抑えるようなところを見せないので良化している。本馬自身はとても元気が良く、早く運動したいというような仕草を見せるが、もう少し慎重に進めたい。


【2001年11月】
10/1〜31 岡田牧場にて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

 ウォーキングマシーンによる運動を続けているが、その後は舎飼いである。脚元の状態は良化しており、経過は良好である。今月初旬に2回目のエコー検査を行なったが、1回目と比較すると大分きれいになっている。ただ、屈腱炎である事には変わりはないので、焦らずに経過を見守っていきたい。


【2001年10月】
9/1〜30 岡田牧場にて。舎飼い・ウォーキングマシーン30分。

 フレグモーネもすっかり良くなったので、普段と変わらない状態になった。裏筋の状態も熱も腫れもなくなっているので、外見上は何でもない時と変わらない状態になっている。舎飼いを続けているが、ある程度の運動をさせないと腱の収縮が悪くなるという事でウォーキングマシーンによる運動を開始した。馬体は当牧場へ戻ってきた時と比べると緩んだが、とにかく脚元に注意を払って進めていきたい。


【2001年9月】
8/1〜31 岡田牧場にて馬房内休養。

 先月下旬に岡田牧場へ戻ってきた本馬。エコー検査の結果、浅屈腱の中間部分に断裂が見られた。腫れと熱があったので、とにかく患部の熱を下げるよう、午前中は水で冷やし、その後も薬などを塗って治療してきた。今月下旬には大分熱も腫れも治まってきたが、フレグモーネになってしまい、脚が腫れてしまった。フレグモーネも下旬にはかなり治まっているので心配はない。本馬に関しては、とにかくあまり動かさずに舎飼いしながら治療する事にしている。


【2001年8月】
7/1 調教 助手 栗東CW良 60.2−42.7−14.1 E馬なり。サンエムタロウ(新馬)馬なりの外同入。

7/5 調教 助手 栗東E良 14.5 13.9 13.2 13.9 15.3 ゲート馬なり。ゲート試験に合格。

7/7 札幌競馬場に移動。

7/14 調教 助手 札幌ダ良 57.6−42.4−13.2 E直線強め。サンエムグロウ(新馬)馬なりの内同入脚劣。

7/19 調教 助手 札幌ダ良 70.2−54.4−40.4−13.3 E強め。サンエムタロウ(新馬)馬なりの内同入脚劣。

7/25 調教後、左前脚屈腱炎を発症。

7/26 岡田牧場に移動。

〜7/31 馬房内休養。

 このレポートが届く頃にはデビューを果たしているはずだった。ひとつ上の兄リキアイタイカンは3連勝で一気にオープン入りを果たし、本馬への期待が高まった矢先のアクシデントだった。初戦から勝ち負けを期待していただけに本当に残念の一言だが、一日も早く良くなってくれることを願っている。26日に岡田牧場に移動し、脚元の冷却をしており、近く詳しくエコー検査を行なう予定にしている。


【2001年7月】
6/1 栗東トレセン在厩。

〜6/30 坂路、コースで軽めの調整〜ゲート練習(29日のゲート試験不合格)。

 とにかく申し分のない状態が続いている。現在は軽めの調教を続いており、調教のピッチが上がるのは札幌か函館に移動してから。29日のゲート試験は不合格となってしまったが、近いうちに合格してくれるだろう。まずは順調に進んでおり、ゲート試験合格後に北海道に移動する予定である。


【2001年6月】
5/1 栗東トレセン在厩。

〜5/31 コースで軽めの調整、ゲート練習。

 入厩後の本馬は至って順調に調教に励んでいる。今後の予定としては、函館に移動してから札幌を目指すか、直接札幌入りするかはまだ決まっていないが、いずれにしても札幌開催でのデビューを予定している。○○2歳ステークスを狙えるぐらいの器だと思っている。


【2001年5月】
4/1 目名共同トレーニングセンターにて。

〜4/23 常歩500m。ダク2500m。キャンター3000〜4500m。ウォーキングマシーン30分。

4/24 栗東トレセンに向け出発。

4/26 栗東・松田正弘厩舎に入厩。

〜4/30 軽めの調整。

 今月からキャンターの距離を4500mに延長した。普段は1ハロン24〜25秒台のキャンターだが、20日、23日には20秒のキャンターで1500mを行なった。馬体重は488kgなので、トレセンでバリバリ乗って、競馬では460kg前後になるのではないだろうか。26日には待望の入厩。同期の関西馬では第一号である。すべて順調に進んだ本馬なので、今後はデビュー戦まで順調に進んでもらいたい。


【2001年4月】
3/1〜31 目名共同トレーニングセンターにて。常歩500m、ダク2500m、キャンター3000〜4000m、ウォーキングマシーン60分。

馬体重490kg(前月比+11kg)。

 まったく問題もなくトレーニングを消化している。今月もキャンターの距離を延長しているが、息が上がったりする事もなく、しっかりと対応できているのは心強い限りである。体調も良いので、毛艶などもこの時期としては良い。3月中旬からは屋外コースで常歩を行なってみたが、来月には本格的に使用できるだろう。


【2001年3月】
2/1〜28 目名共同トレーニングセンターにて。常歩500m、ダク2500m、キャンター3000m、ウォーキングマシーン60分。

馬体重479kg。

 今月も順調にトレーニングを消化している。2月5日に放牧中に左後脚の管骨をぶつけてちょっと腫らしたりとオテンバなところを見せる時はあるが、トレーニングは休む事なく続けているので心配御無用。キャンターも2000mから2500m、3000mと徐々に延長しており、本馬にとってはこれぐらいの運動量では疲れたという事はなく、元気一杯である。馬体重は479kg。


【2001年2月】
 先月まではダク中心で行なっていたが、今月からはキャンター2000mを追加したカリキュラムを行なっている。年末にトレーニングの疲れが見られたので少し楽をさせたが、それが本馬にとっては良い休日となり、今月からのトレーニングではなかなか良い動きになっている。この状態をキープしてトレーニングが進んでいけば、早めに競馬が出来るのではないだろうか。


【2000年12月】
 引き続き目名共同トレーニングセンターでトレーニングを積んでいる。現在は牝馬のグループにいるのでダク4000mしか乗っていないが、いつでもキャンターに行ける状態である。年明けからはキャンターを始め、競走馬として本格的なトレーニングが始まる。


【2000年11月】
 11月1日に目名共同トレーニングセンターに移動した。御殿山分場で馴致行なってきたので、移動後はさっそく乗り運動を開始している。現在はダクで3000mほどのメニューをこなしている。2歳馬とは思えないほど馬格のある馬だが、鈍重さはまったくなく、むしろ軽快な動きを見せている。「この調子で無事に進めば、3歳からどんどん使いたい」という岡田氏の期待通りいけそうである。早い者勝ちの1頭となりそう。


【2000年10月】
 前月お伝えしたとおり、現在のサイズは2歳の平均値をはるかに超えている。しかし、鈍重ではまったくなく、むしろキレのある動きをする。10月上旬からいよいよブレーキング開始予定で3歳デビューを目指す。

 体高162cm 胸囲180cm 管囲20.0cm


【2000年9月】
 岡田牧場に新たに設けられた2歳専用の厩舎でこの夏を過ごした。7月から昼夜放牧を行っており、心身ともに大分鍛えられた様子。春の時点で牝馬としては申し分ない馬体を披露していた本馬だが、さらに成長し、今や3歳馬を上回るほどである。生まれが早いこともあり、ペガサス34とともに3歳戦の早期デビューを目指し、育成もそれを意識して行なう。昼夜放牧は9月中旬に終了し、その後は化骨検査を行なって問題がなければ御殿山の分場に移してブレーキングを開始する予定。


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