ダンシングナウ(3歳未勝利・牝)
 父ダンシングブレーヴ
 母マキーナ
 美浦・萱野厩舎
 1999年5月4日生・鹿毛
 成績:0−0−0−2(成績詳細)

総額2,100万円 1口105,000円
(1/200口所有)


愛馬レポート


【2002年12月】
 11月の3回福島競馬・3歳上500万下条件に登録しましたが、4週連続で除外されてしまいました。その後は3回中京競馬での出走を目指して調整されていましたが、右前脚の中筋に炎症が見られるようになり、出走の目処が立てられない状況となってしまいました。萱野師は「中間も疲れが見られたために、調教を軽めに控えたりで何とか持ちこたえてきましたが…。今後の経費面などを考慮すると、この辺で考えたほうが良いでしょう」とコメント。関係者協議の結果、現役登録を抹消し、繁殖牝馬として長浜牧場へ帰ることになりました。長い間応援いただき、誠にありがとうございました


【2002年11月】
 10/13福島・3歳未勝利・ダート1000mに▲五十嵐騎手で出走しました。好スタートから中団を追走しましたが、相変わらず周りを気にする気性の影響で、終始外に逃げようとする難しさを見せていました。そのため勝負処から追い出しても伸び切れず、0.7秒差の7着となりました。五十嵐騎手は「一度使われた分の変わり身はありましたが、まだ馬体に少し余裕があった感じですね。」とコメント。その後10/20・10/27の福島競馬を除外されましたが、「上のクラスでも出走できるようならばチャンスを与えたい」とのコメントを萱野師よりいただき、11/2以降の福島競馬を予定します。


【2002年10月】
 9/7・9/14の新潟競馬を2週続けて除外され、9/21新潟・3歳未勝利・ダート1200mに▲五十嵐騎手でデビューしました。除外が続いた分だけ調整は進められ、436kgの馬体で登場。スタートで出遅れたもののすぐに押し上げ中団から進めましたが、前半に脚を使ったため直線は脚色一杯となり2.6秒差の12着に敗れました。五十嵐騎手は「周りを気にするところがありますが、行き脚がついてからは良い感じで行けました。最後は脚が上がってしまいましたが、次はもう少し走れそうな感じです。」とコメント。翌週9/29の新潟競馬は除外され、次走は10/5以降の福島競馬を予定します。


【2002年9月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整され、ウッドチップコースをメインにダク1200m・ハッキングキャンター2000m・普通キャンター1600mの調教メニューにペースアップ。相変わらず触診では痛みを訴える仕草を見せますが、各種検査では異常のない状態をキープし、8/23に美浦トレセンに帰厩しました。萱野師は「帰厩後も坂路で順調に乗っています。体はまだ太い感じだけど、牧場でも長めにジックリ乗ってもらっていたので、4回新潟競馬から登録していくことにしましょう。」とコメント。9/7または9/8新潟・ダート1200mの未勝利戦に出走予定でしたが除外のためデビューを1週伸ばすこととなりました。


【2002年8月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。移動後約一週間はパドック放牧のみで休養させ、スクミの症状が治まってきたことから乗り運動を再開しています。現在は常歩10km・ウッドチップコースでのダク1200m・ハッキングキャンター1800mのメニューを消化しています。広島場長は「右前繋靭帯部にレーザー治療を行ないながらじっくり長めに乗っています。馬が痛みを覚えて神経過敏になっているのか、必要以上に痛がるようなところがあって、正直その程度痛いのか判断に困っています。歩様に異常は見られなくなってきましたので、脚元の状態を注意しながら進めていきます。」とコメント。


【2002年7月】
 福島の天栄ホースパークにて常歩10km・ダク600〜1000m・キャンター3000〜4000mの調教メニューを消化し、状況を確認した萱野師の指示により6/8美浦トレセンに帰厩しました。帰厩後も左前深管骨瘤の治療を続けながら、坂路中心の調教を開始していましたが、間もなくスクミの症状が出てしまったため調整ピッチを上げられない状態となりました。萱野師は「深管骨瘤だけなら騙し騙し何とかやっていけるかもしれませんが、スクミも出てきてしまってはね。体調が良くならないと調整も進まないので、再度放牧に出して立て直しましょう。」とコメント。吉澤ステーブルへ放牧に出しました。


【2002年6月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。BTCまでの往復10kmを常歩で歩かせ、ウッドチップ坂路を中心にダク600〜1000m・ハッキングキャンター1000m・ハロン18秒前後のキャンター1400〜2000mの調教メニューにペースアップして乗り込まれています。広島場長は「たまに歩様で深管を気にする素振りを見せますが、治療の効果もあって痛みは徐々に引いているようです。楽をさせていたことで体がすっかり丸くなってしまい、萱野先生からはもっとドンドン進めるように指示を受けています。乗りながら脚元も固まって欲しいですね。」と語ってくれました。その後、福島の天栄HP内の吉澤S分場に移動し、移動後も調整を続け、萱野厩舎の馬房調整が付き次第入厩となりそうです。


【2002年5月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。BTCまでの往復10kmを常歩で歩かせ、角馬場でのダク・屋外馬場1600mをハロン20〜25秒のキャンターで1〜2周というメニューを消化しています。左前深管骨瘤の状態は良化してきましたが、日によっては調教後に気にする仕草を見せることがあるため、引き続き冷水による冷却とレーザー治療を併用して行なっています。広島場長は「乗りながら脚元を固めていきたいので、状態を見ながら無理のないメニューで乗り込んでいます。夏競馬には使えるように進めていきたいと思います。」と語ってくれました。


【2002年4月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。左前深管骨瘤の発症から1ヶ月が経過し、症状が落ち着いていることから、3月上旬よりBTCへの通い調教を再開しています。現在は脚元に負担のかからないウッドチップコースで、ダク〜ハッキングキャンターを長めに乗り込まれ、引き続き毎日のレーザー治療も行なっています。広島場長は「体のある馬ではありませんが、まだ上体が太めになっているので、脚元に負担をかけないようにじっくり絞り込んでいきたいですね。脚元の様子を見ながら、焦らず徐々に運動量を増やしていこうと考えています。」とコメント。


【2002年3月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。BTCの屋内ダートコースでダク600m・ハッキングキャンター600mの調教メニューを消化していましたが、2月上旬より左前脚の深管に骨瘤が出てきたため、全ての運動を中止して様子を見ました。パドック放牧のみで休養を続け、歩様の乱れや痛みが見られなくなったことからウォーキングマシン30分の運動を始めています。広島場長は「現在の症状は落ち着いていますが、引き続きレーザー治療と消炎剤湿布を続けて脚元を固めていきたいですね。夏の開催に気持ちを切り替えて進めていきます。」と語ってくれました。


【2002年2月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧調整中です。ダートコースでのダク600mの乗り運動を開始しましたが、右トモの歩様がまだ完全ではないという判断で、再度笹針治療を受けました。その後は右トモの状態も回復し、BTCへの通い調教を順調に再開しています。現在の調教メニューは常歩10km・屋内ダートコースでのダク600m・ハッキングキャンター600m・ウォーキングマシン30分となっています。吉澤社長は「2度目の笹針になりましたが、これが却って復帰への近道になったようですよ。その後は順調にきているので、このまま進めていきたいですね。」とコメント。


【2002年1月】
 浦河の吉澤ステーブルにて放牧休養中です。移動後は全身に笹針治療を受け、歩様が良くないことから脚元にはレーザー治療を続けています。しばらくは放牧のみで疲労回復に努めていきます。吉澤社長は「かなり疲れが溜まっていたようで、歩様がガタガタで戻ってきました。指示通りに全身笹針を打ちましたが、歩様が気になるので念のためにマイクロレーザーでの治療も行なっています。この状況では良くなるのに少し時間がかかるかもしれませんが、色々と手を尽くして、できるだけ早めに回復させられるように努力していきます。」と語ってくれました。


【2001年12月】
美浦トレセンにて12月中山開催でのデビューを目標に調整されていましたが、11/14の追い切り後からスクミが見られるようになり、中山でのデビューは見合わせることになりました。萱野師は「すっかりスクミが出てしまって、ダクでも歩様がゴトゴトしてきました。軽めの運動だけにセーブして様子を見てみましたが、血液検査の結果も数値が高かったし、一度放牧に出して針を打った方が治りも早いでしょう。」とコメント。11/23浦河の吉澤ステーブルへ放牧に出され、針治療を受けてしばらくは疲労回復のために休養させていくことになりました。


【2001年11月】
浦河の吉澤ステーブルにて前月同様のメニューを乗り込み、10/10美浦トレセンに無事入厩しました。すぐに南Wコースでの普通キャンターとゲート練習を開始し、10/19には早くもゲート試験に合格しています。萱野師は「育成場でビッシリ練習させていたので、ゲートは非常にスムーズだったね。11月東京デビューも考えたが、まだコロンとして太いので12月中山を目標に調整していくつもりです。」と語ってくれました。尚、馬名は提供牧場の強い希望で冠名は付けず、ダンシングナウ(Dancing Now:父名+「今」、踊る=走ると連想し「今こそ走る時」)で決定しています。


【2001年10月】
浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、常歩10km・ウッドチップ坂路をメインにダク1000m・キャンター2000〜3000mの乗り運動と、ウォーキングマシン30分の調教メニューを順調に消化しています。吉澤社長は「馬体がしっかりして状態は変わらず良いですね。馬なりでハロン14〜15秒のところは走れるくらいに仕上がっているし、ゲートにも慣れて問題ありません。順調に進められていますので、あとはこの状態をキープしていれば、遠からず入厩の声もかかると思います。10月中には目処が立てられるのではないでしょうか。」とコメント。そのコメント通り、入厩が決定しました。馬体重434kg。


【2001年9月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、常歩10km・ダートコースまたはウッドチップ坂路でのダク600m・キャンター3000mの乗り運動と、ウォーキングマシン30分の調教メニューを順調に消化しています。キャンターのペースは1F18秒前後が基本で、週に一度は15−15で乗り込んでいます。吉澤社長は「コンスタントに15−15で乗れるようになっていますし、飼い食いも良くて元気ですよ。このまま順調に行ってくれたら、秋口くらいには移動の話も出てくるんじゃないでしょうか。姉以上に活躍してくれることを期待しています。」と語ってくれました。


【2001年8月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、常歩10km・ダートコースでのダク600m・キャンター1200m、またはウッドチップ坂路でハロン18秒程度のキャンター1000mの乗り運動と、ウォーキングマシン30分の調教メニューにペースアップしています。吉澤社長は「皮膚病で休ませた影響もなく、スムーズに以前の調教ペースに戻せました。その後の体調もとても良かったので、週に一度はラスト1ハロン15秒で乗り出しています。合わせて行なっているゲート練習にも大分慣れて、躊躇なく出入りするし、中でも大人しくなってきました。」とコメント。


【2001年7月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。引き続き同様のメニューを消化していましたが、両前脚の膝下に皮膚病が見られたことから6/4〜6/17の2週間は運動を休ませました。治療の効果で皮膚病も完治し、常歩10km、BTCダートコースでのダク600m、キャンター600mの乗り運動と、ウォーキングマシン30分の調教を再開しています。吉澤社長は「汗で皮膚病にが悪化しないように運動を控えましたが、いい骨休めになったかな。今はすっかり治まっているし、大分乗り込んでいたから、調教ペースを戻すのにそれほど時間はかからないでしょう。」とコメント。馬体重421kg。


【2001年6月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、ダートコースとウッドチップ坂路を併用して常歩10km、ダク500〜1000m、キャンター700〜2500mの乗り運動と、ウォーキングマシン30分の調教メニューを消化しています。吉澤社長は「ゲート練習も含めて、メニューに変化を付けながら順調に進めています。この時期ですから馬体に幼いところが残っているのは当然ですが、必要なところに筋肉がついてバランス良く成長しています。化骨検査では化骨も完了していましたので、今後は様子を見ながら強めの調教を開始したいと思います。」とコメント。


【2001年5月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、常歩10km・ウッドチップ坂路でのダク300m、キャンター700m、またはダートコースでのダク1000m・キャンター2000mの調教メニューを1日おきで交互に乗り込み、ウォーキングマシン330分も消化しています。吉澤社長は「坂路とダートを中心に調教を進めて、体高や馬体には伸びが出てきました。まだ馬体に幼さはありますが、バランスの取れたしっかりした動きになってきました。精神的には落ち着きを保っていますので、ゲート練習も順調に始められています。」と語ってくれました。馬体重437kg。


【2001年4月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。3月からはBTCの坂路コースも利用して、ダク300m、ハロン25秒のキャンター1本(700m)、またはダク300m、ハロン27秒と25秒のキャンターで坂路2本のメニューを1日おきで交互に消化しています。吉澤社長は「体重が少し減ったけど(前月比−6kgの426kg)、中身はしっかりしてきているので心配しなくても良いと思います。乗り込みも順調に行っていますし、調教中も従順に落ち着いて走れるようになってきました。4月からは屋外の馬場も使えるので、ダートで長めのキャンターを乗っていく予定です」とコメント。


【2001年3月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCの屋内直線ウッドチップコースまたは屋内ダートコースを利用して、ダク1000〜1500m・キャンター1200〜2000mの乗り運動を消化しています。その他にもウォーキングマシン30分と、育成場〜BTC間の往復10kmも常歩で歩かせています。育成スタッフは「馬の状態を見ながら調教メニューも色々と変えています。馬体重に大きな変化はありませんが、余分な肉が落ちて筋肉が付いてきたと言うことだと思います。乗った感じからも馬体がしっかりと成長してきている印象を受けます。」と語ってくれました。馬体重432kg。


【2001年2月】
 浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。BTCへ通い、屋内直線ウッドチップコースでのダク1,000m・キャンター1,000mと、ウォーキングマシン20分のメニューを消化しています。「年初めに感冒による軽い熱発がありましたので、1週間程運動を控えさせました。その後はすぐに体調も戻ってくれたし、順調にメニューをこなしていますよ。トレーニングはアップダウンさせながら、馬の状態に合わせて徐々に進めています。少し休ませた影響も見られず、走り方は大分しかりとしてきました。」と育成スタッフのコメント。馬体重428kg。


浦河の吉澤ステーブルにて育成中です。初期馴致を終了し、乗り運動に入りました。調教は日本最大級の調教施設が整っているBTCを利用して、屋内ダートコースでのダク600mとハッキングキャンター1,200m、または屋内ウッドチップコースでのダク500mとキャンター1,000mのメニューを消化しています。吉澤社長は「いつも同じ調教では飽きてしまう馬もいますから、馬の状態を見ながら2パターンのメニューで変化をつけながらやっています。おかげでいつもフレッシュな状態で元気に走ってくれていますよ。」と語ってくれました。


11月初旬に浦河の吉澤ステーブルへ移動しました。環境に慣れさせるため暫くゆっくりさせてから初期馴致を開始しました。「大きい馬ではありませんが、幅のあるしっかりした体付きです」と牧場スタッフ。吉澤Sで育成中です。
初期馴致の真っ最中です。

☆HPより。
(吉澤社長)
「ダンシング産駒らしい幅のある馬だね。もう少し背が伸びて欲しいけど、現状では良い体つきだと思います。成長を見ながら進めていきますので安心してください」


11月初旬に育成牧場へ移動しました。
(吉澤社長)「姉とはまたタイプが違いますね。ただ、共通しているのは、スピードと瞬発力がありそうなところかな。体は姉よりあるよ(笑)」


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