2002年ターファイト当歳募集
Grace24・牡
父リンドシェーバー
母ターフメビュース
総額 1,500万円
1口 15万円
牡・鹿毛
2002年3月19日生
栗東・目野哲也厩舎予定


【血統】○
 母ターフメビュースは重賞勝ち馬ローマステーションの半姉でターファイトの募集馬。現役時3-2-3-20と活躍。

 さて、TARGET Frontierでリンドシェーバー×エブロスを検索してみるといないので、ここはリンドシェーバー×ミスプロ系で代用すると、3頭。意外と少ない。
 マイサマードリームは4歳牡馬で、これまで13戦して1-0-5-7。現役馬。
 ワカシェーバーは既に引退しているが、12戦で1-3-0-8。
 残る1頭のピュアサンヒコは地方馬。盛岡、水沢で2連勝して新潟のマリーゴールド賞に挑戦するも7着。この馬はまだ2歳。
 こうして見ると、中央の2頭は今のところ1勝止まりだが、共に勝ち上がっているのでまずまずといったところか。

 また、パンフによると、「村下農場生産のリンドシェーバー産駒は中央デビューした3頭全てが勝ち上がり、計8勝」とあるので、それも調べてみた。
 エーピーライジン。現役5歳馬。牡馬。2002年10月現在、3-2-2-8の成績。
 トップギア。ターファイト提供馬。募集価格1,300万円。成績は1-2-3-14で賞金を2,055万円稼いで引退。これなら収支もペイしてるのかな?
 イソノサンダー。母はオークス馬イソノルーブル。成績は4-2-1-13。
 おお、わざわざパンフに書くだけあって、なかなか優秀。

【厩舎】△
 入厩予定厩舎は栗東の目野厩舎。
 1986年以降の成績は、272-300-257-2247。勝率8.8%、連体率18.3%。
 今年はここまで7勝と成績的には今イチ。
 以前グリーンファームの所属馬でケチをつけた(1000万下で入着していた馬を能力不足と引退させて出資者にひんしゅくを買った)ことがあり、ちょっと不信感も感じる厩舎ではある。
 ターファイトでは、これまで7頭が所属して勝ち上がりは2頭のみ。どちらも1勝。これまた今イチですな(苦笑)。しかも、ヴェンターニアなんて相川厩舎に転厩してるし。
 しかし、村下さんによると、この調教師は荻伏地区をよく訪れ、この地区の生産馬を優先的に入厩させてくれるそうで、早期入厩が期待できそう。
 主戦ジョッキーは、1000回以上騎乗している小林徹弥騎手。次いで324回騎乗の本田騎手。

【馬体】?
 はっきり言って、わかりません(苦笑)。
 バランスは良いように思いますが。
 先日村下牧場にお邪魔した時には蹄のバランスが悪いとかで削蹄していたが、見た目にはわからない程度だった。
 パンフの写真では、蹄が隠れてわからないのが残念。ま、見えていても、私ごときにはわからんでしょうが。

【価格】◎
 村下農場さんのクラブ提供馬の価格設定は、以前に出した馬との比較で決めているとのことで、昨年の当歳募集で募集された半弟(父サクラバクシンオー)は1,600万円。
 父がサクラバクシンオーからリンドシェーバーに替わったことで、半兄より高くは設定できないということで、この価格ということ。
 その間に祖母・ローマステーションから重賞勝ち馬が現れたことを考慮すると良心的な価格だと思う。

【総合】◎
 先日クラブの企画で村下農場さんには大変お世話になった恩もあるので、この馬には今度の検討会に出席した際に1口出資するつもりです。
 北海道事務所の方も、
 「B19(半兄)より上かも」
 なんて言ってたし。

 (2002年10月20日UP)