市制70周年記念
上部地区太鼓台統一かきくらべ
2007.10.17
新居浜市山根グラウンド

四国三大祭にして男祭りの異名を持つ「新居浜太鼓
まつり」一度は見ないと話しにならないのでバスツアー
に参加して来ました。
太鼓祭りは10月16,17,18の3日間、
全部で50台(子供太鼓台を除く)ほどの太鼓台が
5ヶ所に分かれて「かき比べ」をします。
中日の17日、山根グラウンドに於ける
[市制施行70周年記念]上部地区太鼓台統一かき比べ
の会場です。
ここは、山の斜面を石積みで階段状にした観覧席
(敷物は要ります)があり、俯瞰して見物できます。
会場に入るところで池田太鼓台が威勢よく
やって来ました。力強い太鼓の音は
「ドン・デン・ドン、(空白)」の四拍子、心が弾んで
くるようで、うきうきする祭り気分にさせてくれます。


子  供  太  鼓  台

正午頃から子供太鼓台が次々に登場、11台が勢揃いし場内を元気よく引き回して午後1時前には退場します。
明治初期頃までの太鼓台は子供太鼓台ぐらいの大きさだったということです。


太  鼓  台  入  場

午後1時上部地区18台の太鼓台が続々と入場して来ました。本部席の前で高々と差し上げ、太鼓台から紙テープも舞います。
観覧席とグラウンドを埋めた大観衆が一斉に拍手で迎えて、祭り気分が高揚して来ました。


全  台  集  合

全部で18台の太鼓台ですが、写真では16台しか入りませんでした。実に壮観な光景です。
太鼓台は明治の中期以降巨大化し、飾り幕など絢爛豪華になり、今では総重量は約2.5トン、かき棒の長さ約11m、かき夫150人ほどで
かかれているということです。
新居浜っ子の祭りにかける意気込みが伝わってきます。


か  き  比  べ

間近で見上げる高さ5.4m、金色にまばゆい立体刺繍、大きく揺れる房、豪華絢爛、重量感に圧倒されます。
地区の太鼓台が寄り合って競演する「統一かき比べ」、かき棒に乗って指揮する前後4人のかっこ良さにも魅せられます。
何度と無く、男衆によって高々と差し上げるパワーに大観衆は感動の拍手で応えます。


                                                 
Blog「とっさんの備忘録」に追補の写真集があります。