1995年5月6日早朝の薄明の東空の中で、小惑星(7)Iris が、 8.8等星を隠す現象が見られた。 この現象を、岡山県船穂町の船穂天文台で光電的に捕らえることに 成功した。

測光データから6.3秒間の食が起こっていることが分かった。 この時間は、小惑星の影の直径を表し、1カ所の観測であったため、 小惑星の最小直径が252kmであることが判明した。

この観測成功は、国内で6番目のものであった。

詳しい観測の様子とグラフ


H.Akazawa

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