質問者:エレ子 さん
◆ホコリをかぶったエレクトーンの古い楽譜を買いました。
“エレクトーン5セレクションズ”の“沖浩一4/3級”と“岸田哲5/4級”と、その他、“JAZZ TIMEシリーズ”5冊です。
現在の楽譜と比べたら音符が多く、レベルが非常に高いので、弾くのに四苦八苦しています。
グレードに、こんなに難しい曲を持っていくのは、やはり損なのでしょうか?
◆レジストデータがないので、先生に作ってもらおうとお願いしましたら、「そんなのできない」と断られてしまいました。
友人に聞いたのですが、あざみノ会ではレジストデータや模範演奏のFDを作ってもらえるそうですね。
FDデータのリストと料金を教えて下さい。 1曲につき1000円以内ならお願いしたいのですが。
回答者:そぼQさん
“5セレクションズ” や “JAZZ TIME” とは 、随分なつかしい曲集じゃなぁ。
『昔の曲集は音符が多くて難しい』というのんは、ホンマその通りじゃと思うで。
現在は、素晴らしく優秀な楽器の機能に助けられて演奏する・できる…という楽譜が多いからな。
左手や足は、ほとんど押さえっぱなし・踏みっぱなしでも、ある程度の豪華さが出せる。
誰が弾いても、一応うまく聞こえるように構成されておる。
趣味の人たち・練習をあまりしない人たちにとっては、願ったり叶ったりの楽譜じゃと思うが、
上級テクニックで演奏の表現をしたい人にとっては、無用の長物になっておるようじゃな。
◆グレードに、こんなに難しい曲を持っていくのは、やはり損なのでしょうか?
その級に適応したテクニックで弾ければ、試験官は充分にエレ子さんを評価してくれるはずじゃ。
難しい曲集の練習をしっかりしておれば、即興の力も数段アップするよ。
聞く耳を持っておる人なら、上手いかど〜かは判断できるからな。
◆あざみノ会ではレジストデータや模範演奏のFDを作ってもらえるそうですね。
確かに『あざみノ会』では、レジストデータや演奏のデータを生徒さんにつくってあげておる。
編曲を含め、これらは先生の趣味でやっておることで、データとしては500曲をはるかに超えておるそうじゃ。
しかし教室関連以外には出しておらず、非売品である。
たま〜に部外者の方が勝手に使用しており、どこから洩れたか不思議な現象も起こっておる。