6 そぼQ そぼくな質問 自分に合った(音楽の捉え方が同じ)先生を探しています。本当の先生を… 2007年2月25日 2007年版へ戻る
そぼQ コラム ヒヨドリの話 パート2
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:K.K さん
2月15日の質問()の追加としてお尋ねします。
私もヤ●ハの先生には(言い方は悪いかも知れませんが)何人にもダマサレましたし、失望もしました。
生徒を止めさせない為だけに適当に誉める先生、ヤ●ハの先生は偉いのだからと一方的に主張を押し通す先生。
今現在も、ヤ●ハ以外で自分に合った(音楽の捉え方が同じ)先生を探しています。
こんな状態でも、本当の先生を見つけることが できるのでしょうか?


回答者:そぼQさん
★演奏技術が高くても、指導の仕方に問題ありの先生。
★演奏技術が低くても、口だけは達者な先生。
★惰性だけで時間をこなす、発展性のない先生。
確かに このように妙な先生もおられるのは事実でしょうが、ヤ●ハの先生が全て、K.Kさんの言われておるような人達ばかりではないと思いますよ。

今まであなたに合う先生が見つからなかったのは、不幸なことじゃと思います。
話をしてみれば大体の人間性はつかめますが、レッスン内容・音楽の方向を把握するには どうしても時間はかかります。
ある程度の授業料を使ってみて初めて わかることですもんな。

ほんのわずかな『おためしレッスン』でその先生の価値が分かる人、こりゃぁ天才ですわ。
凡人のそぼQなんぞには、到底無理です。
K.Kさんと同様に そぼQもたくさんの授業料を払って先生を探すタイプですが、
長い目で見れば この授業料も決して無駄ではないと思ってますし、必ず自分に還元されると信じています。

狭い日本なんですから、そのうち自分に合った先生は見つかると思いますよ。
もしかしたら、すぐ側にいるかも知れません。
あなたの青い糸(恋人なら赤い糸)は 誰かにつながっておるんですから……。




≪そぼQ コラム≫     【ヒヨドリの話 パート2】

今日も、哀れなヒヨドリ(2月15日コラム参照)が1羽で我が家を訪れた。
よほどお腹がすいておるのか、高い塀にからまっておる“カヅラ”の紫の実を 狂ったように食べだした。
庭にはまだ“万両”や“ピラカンサ”の赤い実がよ〜け残っとるのになぁ、
何をすねとるのか カズラのツルにぶら下がりながら食べにくそうな気配じゃった。

そこへ何時も現れる近所の悪猫(黒いスリムな奴)が塀の上を歩いてきて、ヒヨドリに近づいた。
ありゃぁ〜と思ったその途端に 「キィーッ、キィーッ」「ギャーゴ、ギャーゴ」と 一羽と一匹の大喧嘩が始まり、突っ突いたり 噛み付いたりの大格闘。
結局ヒヨドリは何本かの羽を散らして キーヨッ〜と甲高い一声の後飛び去り、悪猫はお隣との境の深い溝にドスーンと落ちた。
一体どっちが勝ったんかなぁ? よ〜わからん。

ヒヨドリさんよぉ、何が気に食わんのかは知らんが、ヤケクソな自殺行為はするなよなぁ。
食べられてしも〜たら、元も子もないでぇ。
売られたケンカは買わにゃぁ仕方がねえけど、命あってのものだねじゃが。バカは相手にせんほうが賢いんやでぇ。。。
人間の世界も 鳥の世界も 同じようなもんや。

昔は憎らしかったヒヨドリも、今となっては可愛いくて仕方が無いようになってきた。
住みにくい日本じゃけど、お互い頑張って生きていこうな。生きとりゃ、そのうちエエこともあるでよぉ。

それから二日後、一段とたくましくなった(かのように見えた)ヒヨドリが 元気な姿を見せてくれた。