9 そぼQ そぼくな質問 好きな曲だけを弾きたいのに…別の宿題も出されるので嫌がります。 2008年3月25日 2008年版へ戻る
そぼQ コラム 安藤美姫ちゃん
そぼQ インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:すみれママさん
4年生の男の子のエレクトーンのレッスンについて、グチを聞いて下さい。。
本人は好きな曲だけを弾きたいのに、基礎もしなければいけないと 別の宿題も出されるので嫌がります。
一人で留守番させられない下の子もいっしょに連れて行きますが、小さいので(5才)教室で動き回ります。
先日先生から、「気が散って集中できないので下の子は連れて来ないで欲しい」と言われました。
小さい子なのだからじっとしないのは仕方ないと思うし、
いずれ下の子も習わせるつもりですから、先生も下の子の機嫌を取ってくれたら良いと思いませんか。
やっと見つけた個人レッスンの先生なので、私も我慢しています。


回答者:そぼQさん
これは、お母さんと先生の基本的な考え方が 多いにズレております。
「好きな曲だけを弾いていては 将来お子さんの為にならない」と考えて基礎をすすめる先生の気持ちは、そぼQにはよ〜うわかります。
誰が考えても分かることですが、小学4年生の頭で理解できないんなら お母さんが説明してやるべきでは…。
が、一時しのぎのレッスンでホンマに良いとお母さんがお考えなら、そうしてもらえばエエことですがな。
先生にとっても、生徒に嫌われず 簡単にレッスン出来るんですから かなりラクチンでしょう。
こうすりゃあ、双方ともに万々歳ですよ。(上達しない確率は100%に近いかな?)

ただし、レッスン中に下のお子さんがウロチョロする事は、本気でレッスンしておられる先生には迷惑な話です。
本来はお母さんが気を使うて お子さんをたしなめるべきじゃと思いますがなぁ。
教室は 託児所でも保育所でもないんですから、先生が愛想をする必要は全く無いと 普通の人は考えます。
いずれ下の子も習わせるつもりですから…との「おどし」とも取れるような言い方は 好かんですわ。

最近では 『子供に“機嫌よく”食べてもらう料理の本』 とかが出ておるそうです。
たとえ子供がハンガー・ストライキをしたところで、そのうちお腹がすけば 嫌いなニンジンでも必ず食べますでぇ。
子供に “好きなこと・楽しいこと・簡単なこと” のみを経験させるだけの ワガママな生活をさせておったら、
ホンマに脳みそがエコになり、その子の将来は真っ暗になるんと違いますやろか。

子供のご機嫌を取り、媚びへつらう大人にはなりたくない…と常日頃 そぼQの仲間たちは実践しております。
近い将来後悔しても元には戻らないんですから、今ある時間を有効に活用してみたらいかがでしょうか。



≪そぼQ コラム≫      【安藤美姫ちゃん】

スウェーデンでの 『世界選手権2008 世界フィギュア』で、前年の女王・美姫ちゃんはフリーの演技を序盤で棄権した。
肉離れの為 ドクターストップがかかっておったのに無理して出場したが、やはり最後までもたんかった。
かなり痛かったじゃろうなぁ、お察しします。
大粒の涙を流した美姫ちゃんを見たとき、思わず もらい泣きをしてしも〜た。
今期シーズン最後のフリーの演技「カルメン」を見れんかったことは ファンとしても非常に残念じゃが、仕方が無い。
これ以上 無理はして欲しゅうないからな。
心無い他人が何を言おうと そねぇな事には聞く耳持たず、治療に専念するしかないよな。

今年も 美姫ちゃんは最後までケガに泣かされたが、まだまだ若い。
右肩の手術も検討中との事じゃが、これらの辛い・悔しい経験をバネにして 一層大きゅうなってもらいたい。
『2010年バンクーバー 冬季五輪』までには完全に蘇って、華やかに羽ばたいて欲しいと願っておる。
まだまだ2年もあるもんな、間に合うよ。
そぼQも頑張ろ〜ッと。

【付録】第80回 選抜高校野球大会が、甲子園球場で始まった。
高校野球には全く興味は無いんじゃが、たまたま開会式の 『国家・君が代』 斉唱の場面が映っておるのを見た。
(どっかの新聞で “独唱”と書いてあったが、あれは間違いである…付録の付録を参照)
その時の感想は「なんと清清しい声なんじゃろう。久し振りにまともな “君が代” を聞いたわ。」である。

今までは 名前だけ有名な歌手がこれを歌い、「お前ら、ホンマに日本人か?」と疑いたくなるものが多かった。
今回は二人の女子高生の息が合い、ビックリする程素晴らしい歌で 感動してしも〜た。
この 『国家・君が代』 を認めん教職員らが訴訟を起こしたりしとるけど、人間いろんな考えを持つのは悪いことじゃぁないから、まあエエか…

【付録の付録】 どっかの新聞で “独唱”と書いてあったが、あれは間違いである…の説明
★独唱(どくしょう)⇒単に一人で歌う
★斉唱(せいしょう)⇒複数の人(二人以上)が同じ旋律を同時に歌う
★重唱(じゅうしょう)⇒複数の人が複数の声部に分かれて、それぞれのパートを一人で歌う
★合唱(がっしょう)⇒複数の人が複数の声部に分かれて、それぞれのパートを複数で歌う
いやしくも新聞なら、これくらいのことは把握してから記事を書いて欲しい。