3 そぼQ そぼくな質問 毎日2時間も練習しているのになかなかうまくなりません。 2010年1月25日 2010年版へ
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そぼQ コラム しょうもない うたい文句
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:サチまま さん
こんにちは。ピアノ5級グレードを目指して保育士の先生にピアノを習っている35才の主婦です。
即興はわからないと言われたのでこちらは自分で勉強し、演奏の仕方のみを習っています。
電子ピアノしか持っていないのですが、毎日2時間も練習しているのになかなかうまくなりません。
どこに原因があると思われますか。 辛口でかまいませんので、はっきりと教えてください。


回答者:そぼQさん
思いつくことを全て書き上げとったら、明日になっても終わりそうにありません。
メインの部分だけを書いてみました。

ピアノを上手になりたいのなら、最低3つの条件が考えられます。
(1)練習時間を確保する。
(2)良い先生に習う。
(3)良い楽器で練習する。

(1)はただ弾きまくるのではなく、基礎からしっかりと練習することです。
間違った練習はかえってマイナスになってしまうので、時間の無駄じゃと思いますよ。 良い演奏を聞くのも、練習の一つです。

(2)の良い先生とは、いろいろな演奏法や楽曲の解釈法をたくさん持ち合わせている 音楽性豊かな人のこと。
常に自分でも学ぶことに熱心な方で、根気良く生徒に付き合って細かくチェックできる指導力のある先生のことです。
「ブランドで先生を選ぶと失敗が多い」というのは仲間内では当たり前になっています。

(3)の良い楽器とは、最低でもアップライトピアノのことです。
厳しい言い方をすれば、電子ピアノはピアノの仲間ではありません。趣味の方のための音源(キーボード)です。
これを理解しないで練習していたら、生ピアノ(特にグランドピアノ)を弾いた時に 自分の下手さに愕然とするでしょうな。
ピアノ本来のタッチを習得するためには、生ピアノは必要不可欠なものです。

弾けた弾けた…というレベルのみで終わりたくないみたいですので、これらを検討してみてください。
趣味でピアノを楽しみたいという方は、この限りではありません。電子ピアノでも十分です。




≪そぼQ コラム≫   【しょうもない うたい文句】

阪神でエース格の投手として活躍した小林繁(こばやし・しげる)が、17日に57歳で死去した。
1979年の「空白の一日」騒動で、当時の監督長嶋茂雄や江川投手が起こした「江川問題」事件の被害者でもあった人。
無理やりトレードされた人間に対し、亡くなった途端に『元巨人軍の小林繁』という見出しにはいささか腹立たしさを感じておった。

そんな折、
1月23日:午前1時5分〜2時28分『緊急特別番組 追悼/小林繁』があるとの宣伝を聞き、約1時間30分テレビの前に座った。
番組は1983年4月15 阪神:巨人(甲子園)戦から始まったが、この試合はしっかりと覚えとるわ。
小林が投げて3対1で勝った試合じゃがな。
延々とこの試合の見所が流され、とうとう9回の表まで見せられてしもうた。

『31才で引退 これも小林さんの美学だったのでしょうか?心からご冥福をお祈り申上げます。』 というアナウンサーの言葉で番組を締めくくった。
これで終わり?えらい手抜きの番組じゃな〜。
そんなら最初から「試合だけを流します…」と言えば 見んかったのになぁ。

巨人のエースじゃった小林が、自分を裏切った巨人に対する反骨精神で巨人戦には絶対に勝ち、
野球を愛し、投手として大成した生き様を 友人知人が語ってくれる映像を期待しとったのに…。
しょうもない うたい文句に踊らされてしもうたわ。
こんなん見るために夜中まで起きとんちゃうがな。あ〜あ、おかげで今日も寝不足じゃ〜。

教訓その(あえて)五:おいしい話は疑ってかかれ!
いつも気をつけておることなのに、タイガースのこととなると何も見えんようになってしまう。
今までのそぼQは タイガースとは永久契約じゃったけど、今年からは1年毎の契約に変えたほうがエエかも知れんな。