35 そぼQ そぼくな質問 右手首の腱鞘炎のことでお尋ねします。手術をしないと治らないと言われ… 2010年12月15日 2010年版へ戻る
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≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:アンパン姫 さん
こんにちは、右手首の腱鞘炎のことでお尋ねします。
ピアノが好きで毎日2時間弾いていたら、右手首に激痛が出てきました。
病院へ行くと手術をしないと治らないと言われたのですが、皆さんはこのような時どうしているのでしょうか。
今の状態だとピアノを弾かないほうがよいのでしょうか。


回答者:そぼQさん
普通の場合、痛みがあるうちはピアノに触るべきではないでしょうな。
基本的に、痛めた直後は冷やし、慢性的な痛みでは暖めるのが良いと言われています。
冷やすことで腫れや痛みが和らぎ、暖めることで血行がよくなり回復が早まるそうです。

医師から「手術をしないと治らない」と言われたようですが、これはお勧め出来ません。
手首の腱鞘炎の手術は難しいので、余程腕の良い医者でないと失敗する恐れがあります。
友人はこれで指にしびれが残り、ピアニストの夢をあきらめました。
最近では注射でも治せると言われていますが、これもどうだか…。

安静が大事ですが、使わないですませることの出来ない(暇がない)人には『テーピング』が効果的です。
手首を固定して動きを制限する方法です。
時間はかかると思いますが、だいたいの人はこれで治しています。

ただピアノを弾く時に 指・手・腕の使い方が間違っていると、何回でも同じことが起こる可能性があります。
弾いていて痛いと感じた場合は、弾く時のフォームや指番号などを変えることで緩和されます。
あなたの身体に合った正しい手首の使い方を習得し、楽しく練習できる方法を考えてください。




≪そぼQ コラム≫   【セルフサービス】

今日15日は北風が強く、やっと本格的な師走じゃなと思えるように寒い。
そうなると、忘年会の話がどこからともなく沸いてくるから不思議じゃわな。

忘年会の幹事さん向け宣伝競争をテレビでやっていた。
世の中が不景気になると、何が何でも安い(と思わせる)ものに目が向いてしまうらしい。

材料が揃えてあり、料理を作るのも片付けも全てセルフサービスの店。
“おままごと”感覚で若い人向けのようじゃが、どうせ料理を作るんなら自分ちで作ったほうがモ〜っと安いのになあ。
料理ができない人のために『レトルト食品』まで揃えてあったが、これってけっこう割高でぇ。
最終的には一人3,000円くらいの料金になるらしい。
なにが目的でこのような店を選ぶのかが、よ〜ワカランわ。

2,000円〜3,000円の予算で“飲み放題・食べ放題”の店は案外多い。
しかも1〜2時間で終らせなければならん。
短時間で無理して詰め込めば悪酔いはするし、消化不良を起こしてしまう。
他の酔い客の下品な会話はいやおうなしに耳に入るので、飲み・食べ放題は精神的には最悪の場所と感じている。

いつも忙しく動いている人間にとっては、食事やお茶くらいはゆっくりと落ち着いて楽しみたいよ。
大都会の店ではよく相席を求められるが、これが一番嫌い。
もともと狭いテーブルと小さな椅子なのに、どこの誰ともわからん人間との相席には警戒してしまう。

テーブルに着けば、即座に出迎えの言葉とオシボリと水が出る。
自分の好きな信用できる物だけを口にでき、リラックスできる空間が確保できれば、人件費の支払いは決して高いとは思わない。
安すぎるものだけに走っていては、人間としての感性さえ失いそうな恐さを感じる。
殺伐とした現在、しゃれた会話やゆとりは、セルフサービスでは決して味わえない貴重なものなのである。