11
2012/4/15
そぼくな質問 中学の部活入部で迷っています。公立中学はどうしてだめなのでしょうか? 2012年版へ
戻る
コラム おかしな教育現場
インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:キーたん さん
こんにちは。中学の部活入部で迷っています。
習っているピアノの先生に相談したら、「運動部とブラスバンドだけは時間の無駄だからやめろ。
どうしても運動をしたいならスポーツジムに通え。」と言います。
公立中学はどうしてだめなのでしょうか?
そぼQさんは部活どうしていましたか?


回答者:そぼQさん
こんにちは。そぼQは勿論、帰宅部でしたよ。
運動部を含め一応いろいろの部を見学しましたが、自分には合わないと思いやめました。
(運動部やブラスバンド部は部活に費やす時間が捻出できないとわかっていたので、初めから外していましたが…)

時間を持て余しているなら、入部すればいいのではないでしょうか。
ただし公立中学では どの部も顧問の先生が素人レベルだったと記憶していますが、
ハンドボール部とサッカー部には素晴らしい専門の先生がいました。
部活でレベルを高めることは難しいですが、趣味を広げ仲間と楽しく…という意味ではメリットはあると思います。

ピアノの先生がおっしゃる「公立中学はだめ」という意味は、
私立中学には専門の指導者がいるが、公立中学は素人レベルの指導者だからということなのでしょうか?
ご自分のことなのですから、ゆっくりと考えてみてください。




≪そぼQ コラム≫   【おかしな教育現場】

4月から中学校の体育の授業で、男子にダンス 女子に武道(柔道or剣道)が必修となった。

『武道は、武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり…』と文部科学省は言うが、
それならどうして相撲や弓道ではなくて柔道や剣道なのかが疑問であるし、
“我が国固有の文化”というなら茶道でもおかしくはない。

また、何故ダンスなのか?
『仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で…
楽しさや喜びを味わうことのできる運動…』と説明されているが、
遊びの延長としか考えられないものを中学の授業で取り入れる事に唖然とした。

しかもどちらも付け焼刃の体育の先生が指導するというではないか。
部活動ならともかく授業で素人がこれをやる、こんな義務教育は全く考えられない。
このおかげで柔道・剣道・ダンス関連商品が売れだすし、ダンス教室の生徒も増えてきたそうだ。
「なんらかの利権がらみでは?」と疑われても仕方が無いことである。

また今年度から小学5、6年生に英語が必須となった。
小学校教員には英語の専門はいないので、外国人指導助手を民間会社に業務委託しているのが現状らしい。
子供が少なく教師が無駄にあふれているのに、民間委託で無駄な支出を増やしている。

小学校も中学校も民間並みにしっかりとリストラをして、レベルの高い先生だけを残すべきなのではなかろうか?
その上で まともな指導者を公務員待遇で雇い入れれば税金の無駄遣いも大幅減少になるのに、
どうしてこのような簡単な仕組みに賢い役人は気づかないのか…おかしな教育現場である。