28
2012/10/05
そぼくな質問 楽器店に一人だけいる4級の先輩に習うよう強制的に決められてしまいました。 2012年版へ
戻る
コラム 夏バテ症候群
インフォメーション

≪そぼQ そぼくな質問≫
質問者:チーちゃん さん
小さな楽器店でエレクトーン講師をしている5級です。
4級をとりたくて、都会へ(住んでいるところが田舎なので)勉強に通っています。
それなのに楽器店に一人だけいる4級の先輩に習うよう強制的に決められてしまいました。

4級の人は楽器店にコネがあるみたいで、半年たちましたが月謝もすごく高いです。
嫌がらせだと思いますが、楽器店も都会の教室もやめたくないので どのようにしたらいいと思いますか。
ご面倒だとは思いますが、とても不愉快なのでアドバイスを宜しくお願いします。


回答者:そぼQさん
指導を受ける先生は自分で選びたいのに、、あてがいぶちに決められると本当に嫌ですね。
「嫌なら楽器店をやめろ」との圧力は無いようなので、パワハラとも少し違うみたいです。
楽器店の思いやり?ともとれますが、「小さな親切、大きなお世話」という類のものなのでしょうか。
しかし人間性や音楽性が合わなければ、教えを請うという気持ちになれないのはよくわかります。

半年たったそうですが、楽器店の先生の人間性や音楽性も把握できた頃でしょう。どうでしたか?
少しでも吸収するところがあるなら、どんどん吸い取っておやりなさい。
その先生と都会の先生の指導の違いも、勉強になるはずです。
全く価値がないなら、(やめられないので)適当に時間をつぶすしかないと思いますよ。

友人が同じような経験をしています。
楽器店に入った直後から先輩の4級の先生に新人5〜6人が強制的につかされ、月謝も給料天引きでした。
関西でレッスンを受けていた友人は、この大きな支出は相当大変だったようです。

1〜2回レッスンを見守っていたら、この先生に習うのは時間の無駄だと気付きました。
その後は理由をつけて欠席をし、その時間を有効な勉強時間にあてました。
欠席しても、月謝はどんどん天引きされていきます。
非常にもったいないので、半年後には4級合格を果たしました。

こうなると、楽器店は何も言えなくなります。
それまでは「○○さん」だったのに、「○○先生」と呼ばれるようになりました。
二つの選択肢しかないようです。
どっちにするかは、あなた次第です。頑張ってください。




≪そぼQ コラム≫   【夏バテ症候群】

今年の夏は特に暑かったせいか、庭の花も狂った咲き方をしている。
いまだに桔梗が満開だし紫陽花の花も健在、それなのにコスモスに開花の兆しが見られないのである。
白い彼岸花も、なぜか夏バテ状態なのがとても淋しい。
人間の頭と同様に、暑さでだらけた状態に満足してしまったら花は咲かないのであろうか。

かつての教え子がCDを持参し訪ねてきた。
「クリスマスパーティーで弾き語りをするので教えてほしい。この楽譜を自分が弾けるように作ってほしい。」と。
「楽譜を持って来れば教えてやる。」と言うと、「3000円もするので、高くて変えない。」と答える。
「それじゃあ採譜や編曲を含めた謝礼はいくら用意できるのか?」と尋ねると、「いるんすかぁ?」ときたもんだ。

「子供じゃあるまいしエエ年をして、手土産も持ってこないでバカな要求をするもんじゃぁないよ。
あんたとは友人でもなければ親戚でもない。
だから無料で楽譜を作って教えてやる義理は全くないよ。他をあたってくれ。」と断った。

楽譜を買って出直すそうだが、5日たっても現れない。
近頃の若いモンは何を考えているのか、年中夏バテ症候群なのか…頭痛がしだした。