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2014/12/25
そぼくな質問 ピアノの調律はしたほうが良いのですか? 2014年版へ
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コラム 日本の作曲家
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≪そぼくな質問≫
質問者:匿名さん
長年弾いていなかったのですが、ピアノの調律はしたほうが良いのですか?
高いので迷っています。
あまり弾かないのだから、3,000円くらいでピッチ調整だけで十分ですよね。

回答者:そぼQさん
今どき3,000円でピッチ調整だけなんて…そんな料金でする人なんているのですかね?
もしいても変に触るだけでしょうから、それだったら かえっておかしくなるのでしないほうがマシですよ。

2002.4.5
版でも触れていますが、調律師さんには大雑把に3通りのタイプがあります。
(1)ピッチを合わせる等の、一般的な調律だけするタイプ
(2)一般的な調律をして、依頼があれば、別料金でアクション系の調整をしてくれるタイプ
(3)一般的な調律をして、その上、アクション系の調整もあわせて全部してくれるタイプ

この他に、好みの響きに調整してくれる優秀な人もいます。

弾かないピアノでも調律は1年に1回はしたほうがベストです。
車と同じで、ピアノも飾っておいたら悪くなるのが早いということなのです。
車の場合は先ずバッテリーがダメになりますが、ピアノは弦そのものがおかしくなります。
近い将来に粗大ゴミで捨てる覚悟があるなら、そのままでも良いのではないでしょうか。



≪コラム≫
   【日本の作曲家】

食事をしながら何気なく見ていたドラマ『大江戸捜査網』
テーマソング゙は時代劇に似つかわしくないスケールの大きな楽曲だった。
雄大で力強くて、40年以上前に作られた曲とはとても思えなく新しい感じがした。

これは玉木宏樹作曲だが、『インヴィクタ序曲』(ジェイムズ・スウェアリンジェン)と非常に似ている。
作曲自体は玉木宏樹のほうが先だったようなのだが…。

また劇中のBGMを聞いて再び驚いた。
管楽器の使い方やメロディー・イメージが、古畑任三郎の音楽担当:本間勇輔の曲と似ているのだ。
古畑任三郎 『オリジナル・サウンドトラック』を何回も聞いたので、自分の耳がそう語っているのである。

これが誰の作曲なのか定かではないが、
ひょっとして本間勇輔の曲なのではないか…と密かに考えていたら嬉しくなってきた。

どちらも、すごい曲なのである。
日本にも素晴らしい作曲家がたくさんいるというのは、とても貴重なことなのだ。