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2017/5/25
そぼくな質問 続けての質問ですみません。 2017年版へ
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コラム 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う
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≪そぼくな質問≫
質問者:貴子さん
前回はありがとうございました。続けての質問ですみません。
ズン(足)チャ(左手)・ズンチャという伴奏の弾き方を先生に見本を見せてと頼みましたが、
サスティーンを長くすれば、ポンポンと軽く切って弾いても構わないと言われました。
ロックで120の速さの曲ですが、サスティーンはフルの長さでいいのですか?


回答者:そぼQ さん
ミディアムテンポのロックだと、サスティーンを長くしてのバッキングは普通はしないのですが。
ピアノのダンパーペダルを踏んだままの状態でリズムを刻んでいるのと同じです。
サスティーンが長すぎると前の音と混じってしまい、音が濁ってしまいます。

アレンジや選ぶ音色にもよりますが、あなたの先生の意図するところがわかりません。
基本の指導というよりは、とりあえず曲をこなすという指導なのでしょうね。

タッチの理解は、先生に見本を見せてもらうのが一番なのです。
ならば原曲をよく聞いて、バッキングの長さを研究してください。



≪コラム≫   【一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う】

「群集はたやすく暗示にかかりやすく、一人が騒ぐとそれにつられて騒ぎ出す。」という意味。
最近の報道は、付和雷同しやすい群集心理を上手く利用した汚いやり方が多い。

一つは、大相撲・稀勢の里の報道である。
横綱昇進へのプロセスも甘いが、報道の仕方も甘すぎる。
「左腕を負傷しながらも勝ちました」なんて、バッカじゃないの?
格闘家やスポーツ選手に怪我はつき物なので、美徳のように報道されると「ん?」と考える。
「日本国民が応援している」という言葉で、群衆は大騒ぎをするように誘導されてしまう。
結局は4敗して休場してしまったが。

政治の世界でも、同じようなことが行われている。
日本の首相の三枚舌に上手く乗せられて、何人かのサクラが群衆をあおる。
メディアも多いにお手伝いをしているように見えてしまう。

しっかりとした主義主張を持って、全ての忖度を見極めなければならない。