質問者:匿名 さん
仕事と親の介護で疲れて、何をしてもうまくいかず、いらいらしています。
時々生きているのが辛くなってきます。
夜中にヘッドフォンを付けてキーボ−ドを弾いているときだけが、休まります。
kanの「愛は勝つ」 を1年くらい練習していますが、この曲が弾けてしまったら後は楽しみも無くなってしまいます。
それならあまり練習しないほうがいいのかと考えると、余計に滅入ってしまいます。
そぼQさんは どう思いますか?アドバイスを下さい。
回答者:そぼQさん
仕事をしながら介護…ということは、お若い(老人ではない)のでしょうね。
それなのに、随分ネガティブな考え方だと思います。
確かに仕事と介護の両立は、とても疲れることだと思います。
しかしキーボードを弾く時間が楽しいということは、息抜きの場を見つけられたということです。
自分の居場所を見つけられず体調を崩してしまう人がたくさんいるのですから、あなたはラッキーなのです。
「愛は勝つ」が仕上がったら、次は「虹の彼方に」とか「明日があるさ」を練習したらどうでしょう。
1曲だけで世の中が終わったなんて考えないで、レパートリーをどんどん増やしていきましょう。
楽しみがいっそう広がり、嫌なことを忘れる時間が増えてくると思います。
物事を前向きに「何とかなるさ」と捉えていくと、ゆったりとした気持ちが持てるようになります。
完璧を求めると、余計にネガティブになってしまいます。
体や心と相談しながら、手抜きをすることに慣れてください。
ご自分の親なのですから、優しくお世話をしてあげて下さいね。
≪コラム≫ 【運命とレクイエム】
最近は、2曲のクラシックばかりを聞いている。
●ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調「運命」作品67
ベートーヴェンが この曲を作った時には、耳は聞こえてなかったという。
苦難や喜びが入り混じったこの曲は、すごい気迫で押さえつけられるようだ。
指揮者によりテンポや曲想が変わり面白いが、カラヤン指揮が好きである。
●モーツァルト:レクイエム
本来合唱曲は好きではないが、レクイエムだけは許せるのだから勝手なものだ。
特に「怒りの日」がお気に入りで、死が身近に感じられるようで身震いしてしまう。
しかし恐怖は全く無く、クリスチャンではないが神様に少し近づけたような気持ちになるから不思議だ。
12月中は、毎日この2曲で終えるだろう。