河田千春公式プロフィルと歴史年表
河田千春(かわたちはる)略歴 雅号、泉(ろうせん)。
○4才より、哲泉流吟詠を河田神泉に師事。社団法人哲泉流日本吟詠協会宗師。2012年4月より本部理事・宗師に就任。2018年5月哲泉流中国地区支部連合会長を拝命。
○岡山県吟剣詩舞道総連盟副理事長(副会長・青少年部長)。財団法人日本吟剣詩舞振興会評議員。
○1981年5月より岡山県中国帰国者自立指導員となる(〜2000年まで)。
○1986年9月、佛教大学社会学部社会福祉学科(通信)卒業。
○1993年全国少壮吟詠家審査コンクールに合格。
財団法人日本吟剣詩舞振興会公認第16期少壮吟士となり、舞台・放送(NHKテレビ,NHKFM,
民放テレビ) で活動(2019年3月、少壮吟士を卒業)
○1994年 3月 6日より詩吟の音楽的可能性を探るシリーズ「小さなコンサート」を開始、プロデュース・出演し、現在までに22回を数える。シリーズの中で、唐時代の発音を残す地域の古い吟唱旋律を採集し、作品化・発表する活動を続けている。
○1998年 6月より、新シリーズ「小さなコンサートライヴ」を開始、楽しい雰囲気の中でより自由な演奏を目指す。8回を数える。1998年6月より、子ども達のための詩吟コンサート「小さなコンサートfor
KIDS」を開始
、2回を数える。
○2017年12月小さなコンサートsecond stageを立ち上げる。12月25日、たまてれホールで『冬の楽しみ』を開催。
○1992年〜2010年3月まで、玉島テレビ放送(CATV)で、毎月30分の吟詠娯楽番組『漢詩のある風景』を制作、プロデュース・脚本・ナレーションを担当した。
○吟詠関係の舞台のプロデュース・脚本・演出・音楽を手がける。
主な作品は'93 〜'96
倉敷市文化祭中心行事参加作品『倭道の吉備の児島ゆ』('93)
他、'96 名流大会( 倉敷市)『雛鶴愛吟集』、'97
少壮チャリティ( 呉市) 『長江のうた』。
○2012年より毎年、瀬戸内文化祭(吟剣詩舞部門)の脚本を手がける。主な作品は、『菅公物語(2012年)』『風と光のなかで−三島中洲−(2015年)』『戦国城物語(2016年)』『せとうち花と歴史の旅(2017年)』『自由なる日本(くに)へ−明治150年記念−(2018年)』
○1995年11月倉敷市文化連盟より奨励賞、1996年6
月岡山県青年会議所よりTOYP、
2000年5月第1回岡山県芸術文化賞準グランプリを受賞。
○1997年 3月、『「吟唱文化」の発見、継承、そして発展』のテーマで、ノートルダム清心女子大学大学院国文学研究科を修了。
○くらしき作陽大学において、2009年8月〜9月に声楽聴講生として、10月〜翌2010年3月まで音響学研究生として、「詩吟の発声の法則性について」研究に取り組んだ。
○1997年4 月CD『唐の詩( うた) 宋の詞( うた)
日本の吟(うた)
』を発売。
○中国北京、西安、杭州、無錫、成都、大連、アメリカ合衆国ポートランド、アトランタ,ネパール、カナダ、タイ王国、ブラジルで海外公演。
- 河田千春歴史!年表
- 1953年9月5日 河田千春生誕
- 1980年5月23日 嫡子をご出産。
1981年5月
某市役所福祉事務所に奉職する傍ら(1989年2月退職して詩吟の道に専念す)、岡山県委嘱の中国帰国者自立指導員となる(2000年まで)。
1986年9月
- 佛教大学社会学部社会福祉学科(通信)を卒業
1992年7月〜
- 玉島テレビ放送で、吟詠娯楽番組「漢詩のある風景」の制作を開始。(
月1 回30分番組。2010年3月終了)
- 1993年3月
- 財団法人日本吟剣詩舞振興会公認少壮吟士に合格(以後、舞台出演の他、NHKFM
放送、NHK テレビ、民放テレビ吟詠番組に出演、現在に到る。
- 1993年
- 吟詠関係の舞台の企画構成音楽演出、現在に到る。(
倉敷市文化祭中心行事参加作品'93
「倭道の吉備の児島ゆ」'94 「良寛」'95 「THE
吟剣詩舞 ON STAGE 」'96 「長江のうた」、'96
名流大会子供企画「雛鶴愛吟集」、少壮チャリティIN呉「長江のうた」他)
- 1994年3 月6 日〜
- 吟詠の音楽的可能性を探る「小さなコンサート」シリーズを開始。企画・出演し、現在までに21回を数える。
- 1995年7 月7 日〜8 月5
日
- 台湾台北市にて、中国古代吟詠法の採集と研究。
- 1995年10月 倉敷市文化連盟奨励賞受賞
- 1996年6 月
- 日本青年会議所岡山ブロックよりTOYP(THE
OUTSTANDING YOUNG PERSON)賞受賞
- 1996年9 月4 日〜14日
- 日本レジャーチャンネル、玉島テレビ放送と共に中国長江取材
- 1996年4 月
- ノートルダム清心女子大学大学院文学研究科に入学、日本と中国ビン南地域の吟唱文化を研究、『「吟唱文化」の発見、継承、そして発展』で1997年3月同修了。
- 1997年4 月1 日
- ファーストアルバム『唐の詩(
うた) 宋の詞( うた) 日本の吟(
うた)』発売(CD 版とカセットテープ)
- 1998年6 月17日〜
- 楽しい雰囲気とより自由な演奏を目指す新シリーズ「小さなコンサートライヴ」を開始。現在に至る。
- 1999年6月19日(土)
- 子どもたち(あるいは詩吟初心者)のための「小さなコンサート
for KIDS」シリーズを開始。2回を数える。その後2002年10月から発展的に解消し、「吟と和楽器のコンサート」を始める。2回を数える。
- 2000年5月22日
- 第一回岡山県芸術文化賞準グランプリを受賞。
オーケストラと共演するという発想の斬新さ、芸能の一形態であった詩吟を芸術の域に昇華させたことを評価されたもの。
- 2000年9月
- エイズチャリティーに協賛してきたことを評価され、タイ王国のシリントン皇女に謁見。そのときに何人もの日本人研究者、タイ人研究者・政治家がエイズの社会的被害をなくすために、公私の境を越えて尽力していることを知り、「次回は是非タイで吟剣詩舞のチャリティコンサートを!」と約束した。
- 2002年9月
- 双方の2年の努力が実り、タイでエイズチャリティー吟剣詩舞コンサートを開催。全国から選抜されたメンバーが妙技を披露した。「一回だけで終わらせたくない。是非またやりましょう!」との声が高かった。
- 2003年7月〜
文化庁委嘱事業の「伝統文化子ども教室」の制度が始まり、その第1号として「吟と舞伝統文化子ども教室」を主宰。25名の小中学生が楽し く立派に「吟と舞」に取り組んだ。文化庁の制度は2010年3月で終了したものの、哲泉流子ども教室は元気に続いて現在に至る。
2005年9月
NHK吟詠番組で初めてのソロ。父・河田神泉と共演できて、めでたい!。
2005年12月
NHK教育テレビの「いろはに邦楽」(司会者の山田邦子さんとともに、邦楽を楽しく紹介するための5分間番組)に出演。台本作りからかかわ ることができて楽しかった。5分間×2回の番組は評判がよかったらしく、2007年3月まで折々に再放送され続けた。
2006年6月
財団常任理事会諮問機関吟詠専門委員会委員に任命される。そこで提起した、幼少年向けテキストがついに2012年春刊行された。現代も積極的に任務遂行中。
2007年1月2日
NHK吟詠番組で2回目のソロ。目玉のお正月番組で、再び父と共演。めでたい!
2008年1月7日〜10日
「漢詩のある風景」『日出ずる国の伝説』で、韓国古代史を取材するため、百済周辺を訪問。
2008年3月24日&25日
財団北京公演。人民大会堂で中国語の司会を務める。翌日、北京科学技術大学に紹介され、日本語クラスで一コマ講義をする。桃太郎の昔話、詩吟をとりまぜて笑いのある授業だった。
2008年6月15日〜22日
財団ブラジル公演。
2010年3月
伝統文化を未来につなぐため、倉敷市上成保育園4&5歳児に吟詠と詩舞の講習を始める。(〜現在に到る)。
2010年9月25日
長良川九条の会の招待で「ちいちゃんのかげおくり」を演奏。
2016年3月〜
幼稚園・保育園・小中学校・教育施設などで、子どもたちに吟剣詩舞を披露し体験もしてもらう目的で、「子どものための吟と舞教室」(会長−原田健明、事務局長−河田)を立ち上げる。約30名で始まり、現在、会員はほぼ倍増。公演回数は年平均10回を数え、現在に到る。一校時以上の時間を、吟剣詩舞の鑑賞と体験に当ててくれる学校が増えている。
2017年12月25日
しばらく休止していた小さなコンサートを復活。『小さなコンサートsecond
stage 冬の楽しみ』を開催。「詩吟でこんなに笑ったの初めて」「こんな会なら近所の人も呼べばよかった」・・こんな感想が何よりうれしかった。
- 海外公演
- 1989年 中国(
北京、西安) 、1992年 アメリカ(
ポートランド) 、1994年 中国( 杭州) 、1995年 アメリカ(
アトランタ) 、1996年 中国( 無錫) 、1998年 中国(成都),1998年 ネパール、2000年 カナダ、タイ王国、
2002年 中国(大連、旅順)・ 同9月 タイ王国、2008年3月 北京、2008年・同6月 ブラジル、