ピッカリ独走会

五島列島夕やけマラソン大会

1.会場
 五島港公園

2.種目

   部門 スタート時間 参加料
Half 男子 高校生~29歳,30代,40代,50代,60歳以上 17:30  一次:\4,000
二次:\6,000
当日:\8,000
女子 高校生~34歳,35歳以上 
 5km 男子 40歳以上  17:45 
女子 高校生~34歳,35歳以上 

表彰
 1位~3位。

4.参加賞
 Tシャツ、スポーツタオル、五島カレー(2018)

5.売店等
 
五島牛、五島豚、ビール、焼きそば、クレープなど(2018)

6.ゲストランナー
 なし。

7.記録

出場年 種目 記録 練習量 天気 最高気温 風向風速
2018 Half 2時間24分 22km 晴れ 31℃ 南5m

8.感想など

<2018年>
 五島列島は25年振り。直前に台風が五島を直撃してフェリーが欠航。やむなくハウステンボスで半日潰して、翌朝高速船で上五島へ。船が壊れるんじゃないかってぐらい揺れたがなんとか上陸。まずはかつてよく遊んだ蛤浜海水浴場へ。当時は当たり前のように思っていたこの海が、どれだけ贅沢なものであったかを痛感。続いて6月に世界遺産登録されたばかりの頭ヶ島天守堂。さらに懐かしの青小と上中、そして苦しんだ記憶しかない青方ダムを30年振りにジョグしてみる。
 旅客船「ニューたいよう」で福江港に到着したのは大会当日の朝。後泊のコンカナ王国から会場までは1時間ごとに送迎バスあり。夕方まで時間があるから、とりあえず荷物だけ預けてレンタカーで福江島を時計回りに回ってみる。南側の国道はウネウネの山道であまり海も見えなかった。が、展望台からの灯台は絶景。灯台まで片道20分の遊歩道もあったらしい。
 少し北上した所にある魚覧観音展望台からは、高浜海水浴場と頓泊海水浴場を同時に展望できる。高浜海水浴場は五島列島で最も有名な海水浴場。なのにリゾートホテルも旅館も民宿すらもない。が、それがいいところ。となりの頓泊海水浴場は、観光客など相手にしない、のんびりした穏やかなビーチ。今どきカキ氷が100円。
 さらに北上して遣唐使ふるさと館でランチバイキング。地元の魚介があまりなくてイマイチ。コンカナ王国まで戻って約100km。まだ時間があるから、すぐ近くに見える鬼岳に行ってみる。この山は休火山で、溶岩質のため木が根を張ることができず、良質な温泉も出るとのこと。駐車場からピークが2つ見えているが、どちらも頂上ではないから要注意。1つ目のピークまで上って、さらに奥に頂上を発見したところで諦めた。ここでもまあまあ見晴らしはいいし、海からの風が気持ちいい。駐車場から頂上までの高低差は100mほどか。往復で1時間ぐらいかかりそう。
 一旦チェックインして、16時のバスで会場入り。五島港公園には、すでにBBQコンロが何十台もスタンバイされている。気温は30℃。日陰はランナーで埋まっているから、ギリギリまでクーラーが効いた五島港ターミナルで過ごす。受付でもらった参加賞のTシャツは黄緑でなかなかシャレたバックプリント。
 17時30分、太陽に向かってスタート。2kmまでは平坦だが、その後は最後までアップダウンを繰り返す。坂もきついが暑さもきつい。給水所は前半5ヶ所、後半8ヶ所。どこも水、スポドリ、スイカ、スポンジの順。前半は水に氷が入っていたり、たまにビニール袋入りの氷があったりする。口腔周辺は脳への血流が多いから、噛んでいれば効果的に熱を奪ってくれて熱中症対策には最適。後半は全ての給水所でスイカをもらい腹がタプタプ。
 日没は19時頃。結局夕焼けらしい夕焼けは見られなかった。コースは意外と海沿いではなく、見えたのは五島灘が遠目にちょこっとと、逆光の鬼岳ぐらい。その前に絶景を見過ぎてハードルを上げすぎたか。沿道の応援はそれなりにあって、鯉のぼりをいっぱい並べたタコ糸でバラモン凧を飛ばしている人もいた。
 ゴールしてタオルを掛けてもらい、五島牛と五島豚のBBQに並ぶ。この辺りに着替えを置いておけたら便利。1つのコンロに5人ずつ案内され、スタッフが焼いてくれる。1人あたり200gぐらいありそう。冷たいお茶も用意してくれている。牛も豚も最高。コース中、何ヶ所か牛舎があり少々臭うが、この肉を美味いと思うなら文句は言っちゃダメ。宿でも五島灘の幸がたっぷり出てきて食べ過ぎた。
 翌日は高浜海水浴場で遊び、鬼岳焼きの皿を作って、ちゃんぽんと五島牛重でシメた。福岡空港まではセスナで1時間。
今回も旅ランを十分楽しめました。






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