ピッカリ独走会

備中ぶどうツーリング

1.コース
 天草公園⇒15km⇒小出うどん⇒6km⇒清邦庵⇒1km⇒喰海⇒8km⇒鬼ヶ岳ダム⇒2km⇒鬼ヶ嶽温泉⇒5km⇒梨ノ木峠⇒15km⇒水と緑のふれあいプラザ⇒27km⇒興譲館高校⇒16km⇒鴨川水車⇒4km⇒天草公園

2.走行距離
   99km

3.天候

天気 気温 風速
晴れ 13度 北東3m

4.感想など
 朝の天気予報を確認すると、天気は晴れだが予想最高気温13℃とこの時期にしては異例の冷え込み。さすが地獄のしまなみと同じメンツ。集合場所は鴨方の天草公園。到着するとHさんだけいない。前日の仕事がハード過ぎて来れないとのこと。これまで唯一の皆勤賞だったHさんが泣きを入れるくらいだから余程のことがあったんでしょう。
 出発は10:00。まずは里見川沿いに東へ。ここは金光マラソンでも走ったコース。春には桜が美しいが、秋はどうということもない。まあ個人的には思い入れのある景色ではある。
 金光町を抜け国道35号線に乗るといよいよ上りが始まる。まずは富トンネルへ。この坂はまだそれ程厳しくはない。富トンネルを抜けるとしばらく爽快な下りを楽しめる。ちょっと早いが、せっかく小出うどんの近くを通るためそこで昼飯にしようという話になり、行ってみると営業時間は11:00からとの張り紙。着いた時間は10:50。Aは初めてであり、どうしても食べたいとダダをこねるため10分待つことにする。この間に空には雲が広がり体は冷えてうどんを食べる準備は完璧になる。が、11:00を過ぎても店が開く様子は全く見られない。再度中を確認すると水曜定休の文字が・・・。
 冷え切った体で矢掛の街にたどり着くと、Aがトマト大福が美味い店があると言う。清邦庵というらしい。メインストリートを走っているとすぐに発見できた。食べてみたかったがトマト大福は12月からとのこと。しかたなくOさんが好きなみたらし団子にしておく。3人で5本入りを買い、支払いはジャンケンで。予想通りAが負ける。
 団子では飯にならない。体が温まるものが食いたい。ということで探していると喰海という店を発見。カレーうどん大を注文。なかなかのボリューム。ここのおやじさんは結構なおしゃべり好きらしく、大した返しもしない我々に店を出るまで話し掛け続けた。
 矢掛の街からしばらくはまた緩い上りが続く。鬼ヶ岳ダムはあっさり通過。鬼ヶ嶽温泉の辺りでは川辺で何やら工事をしている。公園でも造ってんのか?公園があって川辺で遊べて温泉もあるなら子供を連れてまた来てみたい。
 美星町との分かれ道を成羽方面へ進むと急に勾配がきつくなる。ここから2kmが本日のメインイベント。フル立ち漕ぎで乗り切る。梨ノ木峠を超えれば後はイタダキ。気持ち良く下っていたらポツポツ雨が降り出した。天気予報は一日中晴れマークだったのに。これまでのピッカリツーリングで雨が降ったのはこれで2回目。両方に参加しているのはAとJのみ。ちなみにAは3の2でJは6の2。やはりAか・・。
 成羽の街に入ると松茸の直売所が。今年は松茸が大豊作で安いらしい。気になりつつも素通り。国道313号線を西へ走っているとまた産地直売所が。今度は色んな野菜等が売っている。松茸もひとつだけあるが高い。不揃いの瀬戸ジャイアンツが安く売っていたので一房買って3人で食べてみる。美味い。ぶどうがあまり好きでないというOさんも納得。
 川上町に入ったところで水と緑のふれあいプラザに立ち寄る。川上町はマンガの町らしい。何故かは不明。特に興味もない。ここでも松茸はあったがやはり高い。ほんとに豊作なのか?諦めてシャインマスカットを購入。瀬戸ジャイアンツもシャインマスカットもまだ生産量が少ないようで普段はあまり食べられないが、美味しいし食べやすいし、是非もっと普及して欲しいと思う。
 ここからはロマンチック街道313(国道313号線)を南へ。このネーミングもどこがロマンチックなのかよく分からない。民家すらないところにポツンとバス停があるのもよく分からない。が、この道はちょっと興味を引かれる。ここから井原市に入るまではひたすらダラダラと上りが続く。傾斜は緩いが長いため結構しんどい。
 井原市に入るとご褒美タイム。井原市街まで約15km下りが続く。これがマラソンには無い自転車のいいところ。しっかり堪能。市内では興譲館高校をチラ見。ルート486、48、168と乗り換えて鴨方町へ。途中コンビニで小休止。体のアチコチがキシんできた。168号線の市境越えでは、距離は短いが壁のような上りが2ヶ所。左腿筋がピクつく。
 鴨方と言えばやはりそうめん。という訳で鴨川水車へ。大きい水車は遠くからでもよく目立つ。自転車を停めると足湯を発見。天然温泉を使っているらしい。覗いてみると湯がない。何とここでも水曜定休とのこと。食堂もやってない。販売だけはしているようなので入ってみる。鴨川うどんはさぬきうどんとはまた違った美味さがあって、うちの娘も大好物。お土産に「麺かんざし」を買ってみる。かんざしとは、うどんを延ばして乾かす際に桁に掛けた部分で、曲がって平たくなっている。かつて五島列島に住んでいた頃、かの有名な五島うどんにもこれがあり、私はここが一番好きであった。
 ここでサイクルメーターの積算距離は95km。天草公園までは約4km。天草公園を周回して100kmにしようかという話も出たが却下。99kmで解散。



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