ピッカリ独走会

片鉄ロマン街道ツーリング

1.コース
   片鉄ロマン街道サイクリングターミナル⇒茶臼山城⇒柵原ふれあい鉱山公園⇒片鉄ロマン街道サイクリングターミナル

2.走行距離

走行距離 75km
高低差 170m

3.天候

天気 気温 風速
晴れ 25度 南3m

4.感想など
 
片鉄ロマン街道とは、かつて柵原鉱山と片上港の間を走っていた鉄道の跡を自転車道として整備し直したもの。今回もステップワゴンにオッサン4人とチャリ4台を積んで出発。東備消防署向かいのサイクリングターミナルに車を置き、チャリを組み立てて11:00に出発。空は快晴。久々に雨に濡れないツーリングになりそうだ。
 スタートから2km弱は軽い上り。峠清水トンネルが見えてくるとそこがこの街道の最高地点。あっさり峠を越えると、そこからしばらくは緩い下り。特に何もない田舎の風景。山陽道をくぐる辺りで5km地点。今回は寄らなかったが「木こり」はなかなか美味しいカレー屋さん。和気駅前を通過し、山陽本線を越えるまでは何の面白味もない。が、吉井川沿いになるとさすがに景色が良い。路面はきれいで走りやすいし、この道で通勤できる人が羨ましい。しかしわざわざ止まって見て行こうと思えるほどのスポットは無い。せめて屋根とベンチでもあれば休憩しようと思っていたが全く見当たらない。喉が渇いたがコンビニどころか自販機もない。結局1時間以上休憩走ったところで、ロマン街道を外れて国道沿いのコンビニに入り1回目の休憩。
 この辺りからは吉井川右岸の小高い山の上に小さい城が見える。以前から気にはなっていたが行ってみようとまでは思えなかった城だ。が、M宅がどうしてもと言うため4人で上ってみることになった。吉井川沿いを走りながら上り口を探すも見当たらない。結局城山を北から西まで回り込んでようやく発見。そこからの上りはなかなかハード。10%近い上りが1km以上続く。今回はビンディングではなかったためY賀・M宅にも置いて行かれる。なんとか茶臼山城に到着した頃には膝もガクガク。
 茶臼山山頂は意外にもよく整備されており、城の他にも竪穴式の倉庫兼住居や、地下に溜めた水に水滴を垂らして地上の竹筒からその音を聞いて楽しむ設備など、初めて見るものもあり楽しめた。天守閣最上階からは大山まで望むことができる。
 山を下りればロマン街道のゴール「柵原ふれあい鉱山公園」はすぐそこ。だがその前にたまごかけご飯の店「らん」へ。たまごかけご飯と言えば安くておかわりし放題という話ししか聞いていなかったため、掘っ立て小屋のような店を想像していたが、中に入ると意外にもオシャレでちょっと入りづらい。値段は味噌汁、漬物、水餃子が付いて\500、おかわり\100。タレは「黄ニラ」、「シソ」、「胡麻」、「海苔」、「葱」、「葱ラー油」の6種類。まずは「黄ニラ」、「葱」、「海苔」で1杯。期待よりはるかに美味い。調子に乗っておかわり。「シソ」、「胡麻」、「葱ラー油」も制覇。どれも美味かったが特に「黄ニラ」と「葱」がおすすめ。
 鉱山公園は旧吉ケ原駅舎を入口にしており、当時の鉄道車両や鉱山の関連機材などに触れることができる。資料館のロビーには鉱石や化石、お偉いさんが乗っていた駕籠などが置かれ、そこだけでもなかなか面白い。後から聞いた話では、中に入れば様々な資料があるだけでなく、地下400mの坑道に入れたり、坑道を利用した低酸素トレーニング施設などもあったらしい。子供を連れて来ても楽しめそうだ。タンデムのチャリがあれば2人でサイクリングしてみたい。
 復路はロマン街道をひたすら南下。一度も休憩せず1時間半走りっぱなしでサイクリングターミナルに到着。特にこれといった見所は見い出せず。景色は確かにきれいだが変化に乏しいため飽きる。路面はきれいで走りやすい。ただしょっちゅう虫が横切る。下り坂で蛇を1匹踏んでしまった。サイクリストは結構いて、平日なのに往復合わせて数十台のチャリと擦れ違った。

   

   


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